愛されJW最年長(続きの続き) (ページ4)

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第2.5章　桐山の子供ページ4

side シーサー

ボクのパパはあきとくん。
アイドルっておしごとしてるから、あさもよるもいそがしい。

でもじかんをつくっていつもあそんでくれるんだ。ボクのだいすきなパパ！

そんなだいすきなパパにはすきなひとがいる。
おなじおしごとをしているじゅんたくん。

パパのじゅんたくんすきすきっておはなしきいてたら、ぼくもじゅんたくんすきになっちゃった。

すこしまえはおうちにもきてくれていたのに、さいきんはきてくれないな。
おしごといそがしいのかな。

橙「ほーいお待たせ！ご飯やで」

おきにいりのクッションで「じゅんたくんあいたいなぁ」ってポヤポヤしていたらパパのこえがおへやにひびいた。

ごはん！なによりもしあわせなひびきにシッポがゆれちゃう。

ぼくたちにごはんをよういしてくれたら、パパもじぶんのごはんをたべる。
じゅんたくんがきてるときはたくさんわらってるパパ。でもひとりでたべるときはどこかさびしそう。

橙「ん？どないした？まだご飯残っとるやん」

イスにすわるパパのあしもとにピッタリくっつくと、やさしいこえとおおきなてがむかえてくれる。
パパのてはすごくあたたかい。

ペロリとパパのてをなめると、パパはくすぐったそうにまゆをさげる

ねえ、じゅんたくん。
パパね、じゅんたくんのおはなししてくれるときすごくしあわせそうなの。
だいすきってきもちがいっぱいいっぱいつたわるの。

ねえ、じゅんたくん。
つぎはいつおうちにあそびにきてくれる？

ぼくもパパもまってるよ。

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