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北斗「お前が遠慮すんなら、法律で決めてもらおうと思って？(笑)俺ら5人でお前とジェシーの保護者になってやるよ。」
ー未成年後見人になってくれる人がいれば、パパとママの代わりに色んなことをしてもらえる。今のままじゃ受けられない支援も、その人が申請してくれれば受けられる。誰になってもらいたいか、少し考えてみて？
ふっか先生の言葉を聞いて浮かんだみんなの顔。
頼ってねって言ってくれてること、伝わってるから。
「頼らせて…ください。パパとママの代わりに、なって、くれませんかｯ？」
はい、もちろん。
声を揃えて、そう答えてくれるみんなに。
今日は心から笑顔でありがとうを言えた。
それからすぐに申請をしてくれた高地。
裁判所に行ったりとか、面接とか。たくさん迷惑かけたけど、みんなが私とジェシーの保護者になってくれた。
パパとママの遺したお金も、これからもらえる手当ても全部。通帳は高地に預けて、私たちにかかるお金はここから使って欲しいってお願いした。
そして、アルバイトさせて欲しいってことも。やっぱり自分のものを買うのに、みんなのお金を使うのは気が引けるから。
でも、案の定良い顔はされなくて…。
喘息もあるしなって。
悩んだ末にみんなが出した答えは、お手伝いを頑張ってるからお小遣いをあげるってことで。
京本「じゃあ、毎月1万円。俺らからお小遣い！」
どーせこの前はお金足りなかったんでしょ？って笑うたいちゃん。
「そんなに！そんなにもらえない…！せめて半分で大丈夫です…。」
んーって悩むたいちゃん。
北斗「足りなかったら言えよ？こいつらなんて、お前が思ってる以上に給料良いからな！」
そう言って、大学病院で働く3人を指さすほくちゃん。
京本「じゃ〜、欲しいものあったら言ってね？」
田中「あー！きょもずりぃ！お金じゃなくて物で釣ろうとしてる！！じゃあ俺もー！何でも言えよ？」
森本「おれ明日ケーキ買ってくるわぁ！」
「ふふっ。うるさいなぁ〜(笑)」
でも、ありがたい。
明日からもっともっと、お手伝い頑張ろうって決意した。
その日はいつもより早い時間に目覚ましをセットして明日の朝からのお手伝いに備えた。
のに、しっかり寝坊した自分が恨めしい。
北斗「ま、Aのペースでな！」
って、何もかも分かってるって顔で肩を叩かれた。
ムカつく…。
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きなり(プロフ) - こころさん» 嬉しいコメントありがとうございます…！！こうして言葉で伝えてくださると、とても励みになります＾＾楽しんでいただけるように、頑張ります。今後もよろしくお願いします！ (2021年9月14日 22時) (
レス) id: d102b3716c (このIDを非表示/違反報告)
こころ - いつも楽しく読ませてもらっています！毎日更新されるのが楽しみです。これからも更新頑張ってください！ (2021年9月13日 21時) (レス) id: b96a3cc535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなり | 作成日時：2021年8月28日 23時
