BTSの紅一点 (ページ6)

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お勉強ページ6

YOONGI side

A「何だこれ難しい！」

YG「何言ってんのお前」

A「ユンギオッパ～！良い所に来た！私のお勉強に付き合って欲しいのです」

YG「、、、まあ少しだけなら」

雑誌撮影の日

待機時間に楽屋でやる事はみんなバラバラ

いつもAにはマンネ組がくっついてるが、今日は運が良いのか悪いのか、マンネ組は撮影中で当分帰って来ない。

こんな好都合滅多にないため、Aも1人で勉強なんかしてたけど分からなかったのか、近くに居た俺に声をかけてきた

YG「、、、お前、何で俺達と話せるのにこんな簡単な文法も分かんねーんだよ」

A「ええ～何でって言われてもな～オッパ達と話してる時もたまに分かんない時あるよ～？」

YG「え、そーゆー時どーしてんの？」

A「フィーリング？笑前後のフレーズとかで何とか理解しようとしてるつもり～」

YG「いや意味分かんねえ。お前って本当天才なのかアホなのか分かんねえな」

俺達とコミュニケーションが取れるAが分からないと言ったのは、とても簡単で単純な文法だった

しかも、たまに話していて分からない時があり、その時は前後のフレーズで何とか理解しているだと、、？

WLAのオーディションの時から分かってはいたが、コイツの理解力や暗記力、その他もろもろすべての観点においてありえねぇ程の実力だ

A「天才なんかじゃないよ～アホでもないけどねっ！」

そう言ってペンをはしらすAの勉強用ノートには、ぎっしりとハングル文字や教材に合わせた内容が書き込まれている

ありがたいことに最近の俺達は毎日のように仕事が入っていて、勉強する時間なんてないはず

YG「いつそんな勉強する時間あんだよ。ちゃんと寝てんのか？」

A「ん～こうゆう落ち着いた空き時間とか、でもほとんどは自分の部屋で夜やってるかなあ。あ、でもちゃんと寝てるからね！」

ああ、やっぱりか。

コイツはいつも無理をする。

無理をしてでも俺達に追いつこうって、合わせようって、自分を追い込む。

天才なんかこの世の中存在しねえんだ。

俺が1番よく分かってる。Aは人一倍努力してるからこその才能なんだって。