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YOONGI side
A「だった、？？じゃあ叶わなかった過去形ですか？」
YG「別に細かいところはどーでもいいだろ。、、とりあえずその子の事を書いてみたってだけ。」
A「え〜いいじゃないですか！！ロマンチックです笑」
そう言ってまた1枚の紙に綴られた歌詞を眺め始めたA
Aの整った綺麗な横顔を眺めていると、ふと昔の事を思い出した
A「オッパが私の事受け止めてくれたみたいに、私もオッパの事受け止めたいです。
全部分かり合うことはきっと難しいです。私もオッパも生まれた場所も育ってきた環境もバラバラだから。
、、でもきっと分かち合う事はできますよ。辛い時、悲しい時は、半分こです。そんでもって楽しい時、嬉しい時は、何倍にもしましょう？
私はどんな時でも、オッパの1番の理解者で居たいです。」
それは、俺の肩の後遺症が悪化している事をメンバーに打ち明かした、、と言うよりバレた日に、治療室でAに言われた言葉だった
Aが俺達のグループに入って3ヶ月が過ぎようとしていた頃、まだ俺とAの関係は浅く、ジョングクとは違って自分から話しかける事もなかったため、特別に関わるという事はなかった
けれど、日常の中でAを気にかけている事は自分でも気付いていた
無意識のうちに俺はAを気にかけて、遠くから見守っていた
きっと彼女は俺になんてどうも思っていないだろうし、俺もその時は1人の"大切なメンバー"として彼女を受け入れていた
でも、、、あの日から全てが変わったんだ。
君が言ってくれたあの日から。
誰一人知ろうともしてくれなかった少年時代
鬱病や対人恐怖症、、、自分自身がなるだなんて考えてすらいなかった
その日からだろうか。こんなつまらない人間になってしまったのは。
他人に興味なんて湧かない。
だってお前も俺に興味なんてねえだろ？
そんな荒んだ心、すぐに消し去りたかった。
もちろん、メンバーやスタッフチームは心から信頼していた。
けれど、初対面の人間や関係の薄い人間は自分からシャットダウンして勝手に遠ざけていた
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作者名：しまじまそうまり | 作成日時：2020年12月9日 14時
