不良系エイジアンガール【ヒロアカ】 (ページ44)

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瀬呂(兄)よりお送り致します。

「おっじゃましまーす！」
「...」
「瀬呂！邪魔するぜ！」

「お邪魔されまース」

ハーイそこテンション低いなとか言わない。

いつもよくつるんでるヤツらと遊ぶことになった。

...いや別にそこはいいんだけどね！
問題はどこで遊ぶかってことで！

こいつらとは何度か遊んだことあるけど全部ゲーセンとか買い物だったしゲーム全部爆豪が勝つしそろそろ飽きてきたということで

誰かの家に行こう！

と叫んだ上鳴の気持ちはよくわかる。

わかる、けどなんで俺の家なの!?

言い出しっぺの法則ってやつがあるだろ世界には！

今朝俺の片割れを追い出したのもそれのせいだし、とため息をつく。

上鳴は会ってるからともかく、爆豪と切島はうるさそう。

特に切島。あいつぜってーうるせー。

おんなじかおだ！！

って叫ぶとはんたくんは予想。

「お菓子とか買うの忘れた！瀬呂頼んだ！」

「自腹で買ってこいっったよな!?」

「来る途中にコンビニあったぞ」

「買って来いってことかよ爆豪まで」

「お、マリカーある！やっていいか瀬呂！」

もひとつため息が漏れる。俺そろそろ不幸で死ぬんじゃね？

「ジュースとお菓子は買ってきてやっから部屋覗くなよ」

「はーい！」
「おう！任せろ！」

うんうんいい返事だな上鳴と切島。だけどそれが一番不安なんだよな...爆豪もああ見えて流されやすいし。

Aの部屋覗いたことバレたら俺が殴られんのに。

...とりあえずお菓子とジュース買ってくるか。