・ ページ15
___翌日
昨日は本当に色んな事があったな…
そのせいで、あまりよく眠れなかったような気がする。
「Aちゃん、おはよう!元気なさそうだけど、どうしたの?」
『伊織ちゃん。おはよ…。実はね…______』
私は木下くんと付き合っていた事、そして昨日の出来事を打ち明けた。
もちろん引かれる覚悟だった。
「Aちゃん、それは災難だったね…。
でも、私はAちゃんの味方だから!黒川に相談しづらいことでも聞くよ」
『______伊織ちゃん、本当にありがとう…!』
「いーよ!頼りないかもだけど」
私は、本当にいい人と仲良くなれたな。胸が熱くなった。
_____________
「A、屋上で弁当食わない?」
『イザナくん!いいよ』
学校では珍しくイザナくんが話しかけてきた。木下くんのことだって早く忘れたいし…
・・・・・
『屋上来るの久しぶりだな。一年生のころはよく此処でひなたぼっこしてた…』
「確かにあったかいし」
コンクリートの床に膝をつく。
「Aの弁当すげーな」
『でしょー!朝早くから作ったんだ』
サラダとたこさんウインナー、サンドイッチが入ったお弁当。
眠いながらも早起きして良かったな、と思った。
「俺は適当に買ってきたパンだけど」
『…食べる?』
カップルとかがよくやってる弁当交換を、イザナくんとやってみたかったのだ。
「うん」
口を開ける。
『多分味の方は大丈夫だと思うけど…』
恐る恐る口の中に大きなたこさんウインナーを入れた。
「…ん。美味ぇ!A料理も出来るんだな」
『良かったぁ!まぁ料理は普段親がいないからよくしてるだけで…得意ってワケじゃないけど』
「結婚したら毎日Aの手料理食べれるのか」
『結婚…?!イザナくん、気が早い…』
でも、このまま上手くいけばそれもあり得るかも…なんて思う私は、少し浮かれすぎているのかもしれない。
だけど、イザナくんがいない自分なんて想像も出来ない…
511人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆあめ(プロフ) - 昼夜逆転マンさん» ありがとうございます!楽しみにして下さるなんて嬉しいです(*‘ω‘ *)他のお話も時間があるときに更新していこうと思ってますので、是非よろしくお願いします!続編も近々上げる予定ですので、これからも頑張って続けます…! (2022年9月3日 22時) (レス) id: ab55678354 (このIDを非表示/違反報告)
昼夜逆転マン - すいません。見るの遅くなりました!凄く良かったです!ずっと続きを楽しみにしていたので見れてうれしいです!本当に大好きです!ほかのお話も見させていただきます!これからも頑張ってください! (2022年9月3日 14時) (レス) @page48 id: b028cbeeeb (このIDを非表示/違反報告)
ゆあめ(プロフ) - 昼夜逆転マン3さん» コメントありがとうございます!好きーーーーーーのお言葉嬉しいです(*ノωノ)あともう少しで続編作りますのでお楽しみに!頑張ります…! (2022年8月27日 11時) (レス) @page46 id: ab55678354 (このIDを非表示/違反報告)
昼夜逆転マン3 - ちょっと、急ぎの用事があって時間がないので、感想を短くまとめます。 すきーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!! これからも頑張ってください! (2022年8月26日 23時) (レス) @page46 id: c03225e7d0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあめ(プロフ) - 昼夜逆転マン3さん» コメントありがとうございます!確かに依存してますね…。実はもうオチは決めているのですが、パート3を作らなければ完結できそうにありません(^-^;更新頑張ります! (2022年8月21日 14時) (レス) @page44 id: ab55678354 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆあめ | 作成日時:2022年4月27日 21時