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＊＊目黒 side
目黒｢一人暮らし？お姉さんが？｣
麻矢《そう。。私、寂しくて…》
麻矢からの電話。
出てみればAが一人暮らしし始めたって話。
へぇ…一人暮らし始めたんだ。。
目黒｢そっか…ほんと麻矢はお姉さん好きなんだね｣
麻矢《…好きだよ？でも、、》
目黒｢麻矢？｣
麻矢《お姉ちゃんは私が欲しくてたまらないものを持ってるから。。》
目黒｢…｣
麻矢《あ、ごめん。今のは気にしないで》
麻矢が�猴澆靴�てたまらないもの�瓩辰董�
その言い方…ほんとにものなの？
目黒｢いや いいんだけど、、｣
麻矢《あ、そうそう！住所聞いたら蓮の近くなんだよね！！》
目黒｢俺ん家の？｣
麻矢《お姉ちゃんは会社の近くに住むって言っててね。確か、お姉ちゃんの会社の近くって蓮の家の近くでもあるんだよね！》
淡々と話す麻矢に違和感を感じながらも
内心俺ん家の近くにAがいると知った瞬間
なんてラッキーなんだって正直、思った。
目黒｢へえ…｣
麻矢《あれ、あんま興味無い？この話》
目黒｢まぁ、、｣
麻矢に言わなきゃいけないことがある。
でもいざ本人と話してると
なかなか切り出せない。
所詮、俺も弱虫だ。
麻矢との電話を切って
気晴らしに外出ようと家を出た。
目黒｢ってなわけだよ、A｣
｢経路を話してなんて言ってないのに…｣
目黒｢俺が話したかっただけだから別にいいじゃん｣
｢それより！馴れ馴れしく人を呼び捨てで呼ばないで｣
目黒｢あ、それも俺が呼びたかっただけだから別にいいじゃん｣
まさか、コンビニでばったり会うなんて
しかも私服姿に仕事とは違うバッチリしたメイクじゃなくて
ナチュラルメイクのAを見れるなんてさ。
｢…なんでこうなるのかな｣
目黒｢俺さ、麻矢に話すから｣
｢っえ！？｣
目黒｢俺の気持ち｣
｢ちょっと、それはやめて？
目黒くん、よく考えて？あなたの私への気持ちは偽物だよ｣
目黒｢何で決めつけられなきゃいけねぇんだよ｣
｢…っ｣
Aに対する気持ちが本人に届いてないことに
無性に腹が立った。
｢えっ、ちょっ！目黒くん？｣
目黒｢…あんたを連れ去るわ｣
俺はAの腕を掴み、歩き出した。
場所なんて自分の家しかないでしょ。
俺がどれだけ好きかって分からせてやるよ。
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→
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イルマ(プロフ) - のんさん» コメントほんとにありがとうございますっ！励みになります、これからの展開を楽しみにしていてください！ (2021年2月10日 16時) (
レス) id: 9b6d15fa28 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - すごく共感できて素敵なお話です。これからも応援しますね。 (2021年2月10日 16時) (レス) id: f1f38f9fe9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イルマ | 作成日時：2020年9月23日 2時
