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＊＊YOU side
内見を済ませて、ここにしようと契約を決めた。
母｢え？家を出る？｣
｢うん。契約もして来たの、ごめんね。勝手に決めて｣
お母さん、お父さん、麻矢の前で
家を出ることを伝えた。
麻矢｢そんなこと急に！寂しいよ！！｣
父｢お前は相変わらず突然なんだよな｣
｢ごめんなさい、、でも自立したいから｣
麻矢の泣きそうな顔に胸が締めつけられる。
ごめんね、私のわがままで。
母｢いいんじゃない？Aの好きなようにしなさい。｣
父｢もういい歳だしな、好きなことするのもいいぞ｣
賛成してくれたお父さんとお母さん。
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父｢でもそれって彼氏と同棲とかじゃないよな？｣
麻矢｢えっ！お姉ちゃん彼氏いるの！？｣
｢違っ｢まさかのあの深澤さん？｣
麻矢｢っ…｣
｢もうほんとに深澤とは何も無いから！｣
相変わらず、この二人は深澤との関係を疑ってるようだ。
ーー�燹慍兇�お前をよく見てるってこと。…単純なことだよ｣』��
あの言葉の意味を私は本人に確かめることなんて
出来ない。
だって、そんな自意識過剰なこと。
麻矢｢お姉ちゃん｣
必死に否定する私を悲しい表情で見ていたなんて
知る由もなかった。
＊＊＊
｢こんな感じかな？｣
後日、荷物を引っ越し屋さんに運んで貰った。
新居に着き引っ越しの片付けをする。
｢ふぅ……お腹すいたなー｣
近くにコンビニがあったよね。よし、行ってこよ！
カゴの中に色々詰め込んでお会計を済ませて
店を出ようとした時。
｢えっ…｣
目黒｢…A！？｣
｢何で…ここに？｣
目黒｢俺、この近くだから。｣
｢近く？｣
…私の一人暮らし生活に
早くも暗雲が見せ始めた気がする。
まさか、ベタな話やめてよ。
…そんなの望んでない。
｢そ、そうなんだ。私はただ買い物に来ただけだから｣
目黒｢麻矢から聞いてるよ。一人暮らし始めたんだって？｣
｢っそうだけど｣
麻矢、話しちゃったんだ。
話されちゃ誤魔化しようがないじゃない。
どうしよう．．．。
目黒｢それって麻矢を避ける為？｣
｢っ…｣
目黒｢だとしたら少しは意識してるってこと？｣
｢そんなことない。自惚れないで｣
目黒｢冷たっ！｣
ほんとに嫌な予感しかしないよ。
→
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イルマ(プロフ) - のんさん» コメントほんとにありがとうございますっ！励みになります、これからの展開を楽しみにしていてください！ (2021年2月10日 16時) (
レス) id: 9b6d15fa28 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - すごく共感できて素敵なお話です。これからも応援しますね。 (2021年2月10日 16時) (レス) id: f1f38f9fe9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イルマ | 作成日時：2020年9月23日 2時
