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＊＊YOU side
｢…ただいま｣
麻矢｢あ！おかえり！お姉ちゃん｣
｢あ、…う、うん｣
麻矢｢どうしたの？そんな暗い顔して｣
｢そ、そんなことないよ｣
ダメだ。麻矢の顔をまともに見れないよ。
罪悪感でいっぱいだ。
私は麻矢と目を合わせることなく
自分の部屋にかけよった。
ーーバタンッ
｢っ…最悪｣
何でこうなっちゃうの？
目黒くんが私に対してそんな思いしてたなんて
接点なんてゼロに近いのに。。
｢…麻矢と顔を合わせるの辛いよ｣
どうしよう、、でも
今なら、、
私は引き出しの中から
通帳を取り出した。
一人暮らしする為に貯めていた。
いつまでもここにいるわけには…。
それに会社から近い所に住みたいと
自分の中で決めてずっと貯めていた。
｢……｣
麻矢はここを出て目黒くんと一緒に住む。
ここに来ないかもしれない。
でもいつ結婚するのか分からない。
そうなるまで私が耐えられそうにないの。
それまで麻矢と顔を合わせるのが辛い。
｢…何でこのタイミングなの｣
スマホが震えた。
あいつはエスパーなのかな。
｢…もしもし｣
深澤《あら、暗いトーン。どうした？》
｢別に．．。深澤は？合コン行ってんじゃないの？｣
深澤《そんな毎日行かねぇよ！別にじゃねぇだろ。お前が元気ないことくらいお見通しだよ》
｢…そんなこと｣
深澤《深澤をなめんなよ。お前のこと1番分かってんのは俺だからな》
｢……ありがとう｣
深澤《で、何があった？》
言えない。言えるわけない。
｢あ、友達が彼氏のことで相談受けてて色々アドバイスしたんだけど、なんか考えちゃって！｣
深澤《A、嘘つくならもっとマシな嘘つけ》
｢え．．｣
深澤《女友達なんていねぇだろ。》
｢し、失礼だよ。私だって友達いるよ？｣
深澤《いねぇよ。お前は相変わらず周りに壁作ってるし。それに昔言ってたよな、
�犹笋録佑筏�離を置いてる。自分でも嫌な性格だって分かってる…何度も直そうとした。でも分からない��
って》
そんなこと言ったなんて
忘れていたのに。
何で深澤は覚えてるの。
｢何で覚えてるの…そんなこと｣
深澤《さぁ、何でだろうな…》
たまに思うの。深澤は社交的で誰にでも優しい。
でも時々何考えてるか分からなくなる時がある。
そうやってはぐらかす時も。
→
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イルマ(プロフ) - のんさん» コメントほんとにありがとうございますっ！励みになります、これからの展開を楽しみにしていてください！ (2021年2月10日 16時) (
レス) id: 9b6d15fa28 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - すごく共感できて素敵なお話です。これからも応援しますね。 (2021年2月10日 16時) (レス) id: f1f38f9fe9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イルマ | 作成日時：2020年9月23日 2時
