０２０ ページ21
＊＊YOU side
ランチ終わりの午後からの仕事。
宮舘さんと渡辺くんも戻って来て
４人でまた会議室に籠った。
宮舘「交渉上手く行きそうでよかったよ
相変わらず翔太は口が上手いな(笑)」
渡辺「そう？
あの担当の人がいい人だったからじゃん。
よく話聞いてくれたし」
交渉の手応えは良好と聞いて安心した。
宮舘さんと同意見だよ、
渡辺くんは口も上手いよね〜。
女を悦 ばせる口説き文句とか。
どこで教わったのか独学なのかさっぱり分からない。
渡辺「で、Aと目黒はどう？」
目黒「俺たちも順調っすよ。立花さん、仕事早いから」
渡辺「それは認める」
「どこ目線よ、君は」
宮舘「ふふ、さっきから気になってたんだけど
君たち仲良いよね？」
私もさっきから気になってますよ。
宮舘さんって、貴族かなにかですか？
お上品すぎません？
渡辺「俺とA？」
宮舘「その他に誰がいるんだい？」
目黒「……」
渡辺「まあ、、ね？」
「変な誤解させないで、ただの同僚です！」
私が発言した言葉に不服そうだけど、
あえて触れないでおいた。
目黒「……」
そんなやり取りを悲しい表情で聞いてなんて
知らずに。
･
･
外が暗くなった頃、
宮舘さんと目黒くんは社に戻って行った。
会議室で渡辺くんと資料の片付けをする。
渡辺「なぁ、あの目黒と仲良いの？」
「…別に仲良いとかそんなじゃないよ」
渡辺「ふーん」
「何でいきなりそんなこと聞くのよ」
渡辺「目黒って結婚すんだよな？お前の妹と」
「人の話聞いてないわ。、結婚するよ」
渡辺「あまりアイツと関わるなよ」
「は？関わるも何も仕事一緒だし。短い間だけど、、
それにこれから家族になるわけだし、、関わらない方が無理でしょ」
何を言い出すかと思ったら
と、首を傾げてると渡辺くんは真剣な表情で
私を見ていた。
渡辺「難しいかもしれないけど、そうして」
「…どうしたの？」
渡辺「……」
渡辺くんはその後何も喋らなかった。
何を思ってそう発したのか分からないけど
渡辺くんの表情が何か訴えてる気がして…。
ー･･胸がざわつき始めた。
→
舘様カラーありがとうございますっっっ！！！！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 825人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
イルマ(プロフ) - のんさん» コメントほんとにありがとうございますっ！励みになります、これからの展開を楽しみにしていてください！ (2021年2月10日 16時) (
レス) id: 9b6d15fa28 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - すごく共感できて素敵なお話です。これからも応援しますね。 (2021年2月10日 16時) (レス) id: f1f38f9fe9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：イルマ | 作成日時：2020年9月23日 2時
