恋愛奮闘記 2【ONE PIECE】 (ページ7)

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EP 56 ページ7

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そして一味はそのウイルスについて調べ、情報を様々なところから集めた。

今まで巡ってきた島の人々から

ルフィの救った各王国から

そしてハンコック、ミホークなどの七武海からもでんでん虫を通じて情報を得た。

そして皆それぞれが集めた結果、ある一つの島へと結びついた。

それが…

ル「ティンク島ぉ～？？」

ナ「ええ、恐らくそこがDie bacteriaが発生した島よ」

ウ「なっ…ティンク島っていやぁ、あの噂で聞く妖精だらけの島じゃねぇか！」

サ「ぉおおおい！ウソップ！その噂本当かッ？！…間違いねぇーんだろうな！」

四季折々の妖精達が暮らす島…ティンク島。

それは清き美しいものだけが入国を許可される幻の島。
島の住民は皆妖精ばかりだという噂だ。

しかし、その入国の厳しさ故に海賊で上陸したものはまだ誰もいない。

ロ「でも不思議ね。なぜその科学者はティンク島でウイルスの実験をしていたのかしら」

チ「…一説によると昔ティンク島には女王の妖精がいたらしいんだ。でもその女王は病で亡くなったんだ。その病の元となったウイルスを調べて実験してたらしいぞ！」

ウ「でもまぁ結局、女王の病の原因は謎のままってこったろ？…残された妖精達は大丈夫だったのか？」

ナ「私もそう思って調べてみたんだけどさすが幻の島、情報がそこまでしかないのよ」

エ「となると…妖精達は絶滅してる可能性も出てくるってわけだな」

ロ「そうね。それ以降の新しい情報は全くないもの、ないとは言えないわね」

皆が諸々に自身の考えを話す。

だが、そうは言っても解決の道はその島にしかないのは明らかだった。

ル「要するにその島に行きゃあいいんだろ？ミラを助けるにはそれしかねぇーんだ！ナミ！その島までどれくらいで着くんだ！」

ナ「最低３日はかかるわ」

チ「Die bacteriaに感染して7日間は命に別状はないぞッ！安静にしていれば大丈夫だ！」

フ「タイムミリットは1週間か…」

ル「よぉし野郎ども！ティンク島に向けて出港だ！！」

「「おぉうッ！！！」」

そして、麦わらの一味は漆黒の海へと船を進めた。