EP 64 ページ15
ーー
ティンク島に向け、春島を出港して2日目の朝
昨日の静けさが嘘のようにサニー号から陽気な声が聞こえてくる。
ウ「そりゃあ一度は見てみてぇ〜よなぁ〜！人魚の次に夢見る伝説の生き物だもんな〜」
チ「やっぱちっせぇのかなッ？」
ナ「そりゃそうよチョッパー。妖精だもの、トンタッタ族より小さいわよ、きっと」
あ「綺麗な羽してるんだろうな〜！楽しみ！笑」
ル「ちっこくて羽があるなんてなんか虫みてぇだな」
ゾ「虫っておい…」
サ「てんめぇルフィッ！！そんな汚らわしいもんと一緒にすんじゃねぇッ！！今度また言いやがったらただじゃおかねぇーぞ！」
ロ「ルフィ、妖精は人間と神の中性的な存在なのよ。精霊とも言うわ」
ブ「人間と神の中性的な存在…なんとも響きが良いッ…」
フ「ガイコツ、てめぇはその成りをどうにかしねぇと…悪霊だと思われても仕方ねぇーぞ」
エ「いや、これはもう隠しようがねぇーんじゃねぇか？」
今日のランチは甲板でBBQ！
夏島付近を航海中のせいか、日差しが強くて結構暑い。
ルフィが「肉食いてぇッ！」と騒ぎ倒すので肉が沢山食べれるBBQをすることになったのだ。
私にとって皆とのBBQは初めてだから凄く楽しい！笑
春島で調達した新鮮な野菜を素焼きで丸ごといただく。
ル「ミラ、お前さっきからそればっかりだな〜！そんなにうめぇーのか？」
あ「うんッ！サンジが新鮮なの選んでくれてるし…ルフィも食べる？甘くて美味しいよ！笑」
ル「おう！じゃあ俺の肉と交換だッ！！しし！笑」
ナ(あのルフィがッ…)
ウ(肉を！！)
チ(あげたッ！！？)
ケラケラと笑い合う私とルフィを不信な目で眺める3人。
チ「やっぱ海は何が起こるわからねぇ〜なぁ〜…」
うんうんと頷くウソップとナミ。
ジャガジャーンっと響くギターの音。この音を出したのはブルック。
麦わらの一味ご恒例である歌と踊りの合図の音でもある。
ル「いいぞブルック！！歌え歌え〜ッ！笑」
ブ「イェイッ！everybody say yeah yeahッ！」
ル・ウ・チ「「yeah yeahッ！！」」
あ「なんか始まった笑」
エ「おっ、アイツ音楽家なのか！」
腕を組み歌う3人と奏でるブルック。
フランキーも合いの手を入れる。
その光景を見て微笑むロビン。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 114人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：koi | 作成日時：2019年2月17日 0時
