EP 61 ページ12
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ダイニング
〜夕食〜
ナ「で、まぁ要するに…全部聞いてたってわけね」
あ「うん…でも私このままだと本当に死ぬんだよね…さっきより実感なくなっちゃったけど笑」
ウ「なんでだよッ！！」
あ「ロビンに色々と教えてもらって…引っ掛かってたものが取れたって感じだし、スッキリの方が強いよ！」
フ「おいおめぇまた妙なこと吹き込んでねぇだろうな」
ロ「あら失礼ね」
私のいつもと変わらない様子に疑心暗鬼のクルー。
もし、助からなかったとしても後悔はしたくないから楽しい思い出を増やしたい。
一分一秒でもみんなと一緒にいようと思った。
ル「ししし！そっか！それでこそミラだッ！笑」
私の笑顔をみて、何かを感じ取ったのかルフィもいつもと同じようにニカッと笑ってくれた。
ナ「何言ってんのよ！ミラの命がかかってんのよ？！もうちょっと真剣に…」
あ「大丈夫だよナミ、私もう覚悟決めてるから！笑…それに私にはみんながついてる！笑」
ナ「ミラ…」
サ「ヌォォォオ！なんて強くて勇敢なんだ！俺は猛烈に感動しているッ♡♡」
張り詰めていた空気が私の言葉で和やかになった。
迷いと不安で満ちていた彼らは成すべきことを見つけたかのようだった。
エ「ったく笑…お前はいつも俺達の三歩先をいきやがる笑」
ブ「私、命に代えてもミラさんのお命！お守りします……あ、私もうすでに死んでるんですけども〜ヨホホホ！」
フ「アォ！俺達に任せろぉッミラ！必ずてめぇの命守ってみせるぜッ！」
チ「俺もッ！医者としても仲間としてもミラを死なせたりしねぇーからなッ！！俺が治してみせるよッ！」
皆が私を守ろうとしてくれている。
それだけで私は胸がいっぱいになった。
私も彼らのために生きなくちゃ！
あ「みんな…ありがとう笑」
今日の夕食はいつもよりとても賑やかに感じた。
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作者名：koi | 作成日時：2019年2月17日 0時
