赤い星 妖怪学園Y 〜N遭〜

予想外なゲス ページ40

校舎の外に出て犯人を走って追う。

追う相手はもちろん、根民マスオくんだ。

メラパイセンと獅子黒に先回りして貰い、逃げ道を塞ぐ。

よし、確保だと思いきや、根民くんが素早くノートを開き、何かを書き始めた。

『まずい！！』

ノートを回収しようとしたがあと一歩のところで間に合わず、メラパイセンはゲスゲス笑いながら、獅子黒をバイク(笑)にして行ってしまう。

その隙に根民くんがまた走り出す。

「こうなったら変身してスピードアップだ！！
変…」

ジンペイが変身しようとした時、また根民くんがノートを開き、鉛筆を走らせた。

「…態☆」

『えっ』

と同時に制服を脱ぎ捨t…









ってうわああああああああっ！！！！！






「あゲスに染まったこの体ァ、ゲスの血が騒いで騒いでしょうがないでゲスの巻ィ！！
おいどん、ゲス剣豪ゲス丸でゲス！！！」

「ですねぇ〜！」









「「「ギャーーーーー！！！！」」」

『やりやがったこいつーーー！！！』

ほぼ全裸！！！！

パンツ被んな！！！！

律儀に靴下だけしっかり履いてんじゃねえ！！！！

しかもここ外おおおお！！！！！(泣)



「ゲス剣豪ゲス丸！？！？」

「最悪のヒーロー降臨！！」

「モモがいなかったら大惨事だよ！！」

『いやもうアウトだろこれ！！！！』



「ヤバいくらいに、ステキなパーンツ、ｲｪｲ、ｶﾓﾝ…♪」

『ううぅうわあアアぁァああっ！！！』←パニック

「フブキさん、変身して戦ってよ！！」

「無理無理無理！！」

「じゃあAさん！」

『ムリにきまってんだろすっとこどっこいが！！！』

「チミたちもパンツ被って…オソロっちになるでゲスーー！！！」



「いやああああ！！！」
『やあああ馬鹿馬鹿馬鹿こっちくんな！！』

「うわああコマくん！！」

「ここは僕が引き受けた！
マタロウくんはゲスノートを！！
行くんだ！！！」

「う、うん！！」

SOS→←作戦

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