親知らずを退治します ページ4
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カムバック準備中でメディアでの露 出が少ない今、長期に渡り私を悩ませ続けた親知らずとやらを退治しに歯医者へとやってきた。
「パク・Aさーん、診察室Aにお入りください」
ついに呼ばれた、私の名。
親知らずを抜 く時、人によってはかなり強い痛みを感じると友人におどかされたばかりの私はかなり緊張と不安を抱えたまま治療台の上に座った。
しばらくして先生が来て、レントゲンと共に説明を色々とされいよいよ治療が始まった。
「痛かったら左手あげてくださいね〜」
言った、この人言ったよね?みんなも聞いたよね?
痛かったら左手あげてって言ったよね?
そこから麻 酔をされ、聞こえてくる機械音。
やばい、怖い。怖すぎる。
ビシッ!( さっそく左手あげてしまった )
「まだ始めてませんよ〜」
大人しく左手を下げる。
自分としたことが早まってしまった。恥ずかしい。
徐々に近づく機械音。
え、ちょっと待って。痛い!痛いんですけど!はいっはいっ!痛いです!先生!あの!左手あげてますけど!気付いて!いや、気付いてるよね!先生!痛いんです!!!
チラッと先生の顔を見ると、明らかに私の左手を見たあとまた視線を私の口の中へと移した。
いや!ちょっと!上げてって言ったじゃん!証人だっているんだから!おい!話が違うじゃねぇか!
「はい、終わりましたよ〜。幸い1回で終わりましたね」
長時間に渡る私の戦いは敗北感でいっぱいになり私は間抜けの殻状態です。
ゆっくりと起こされた治療台。
鏡を持たされ口の中を覗くと、目を伏せたくなるようなグ ロさ。
「痛み止めのお薬出しておきますね!痛いときにお飲みください」
受付の人めちゃくちゃ笑顔で言うじゃん?
「痛かった…なに、あの先生。まじ裏切りじゃん。なんなの…、もう絶対行かないから…」
麻酔がまだ切れていないせいか喋りづらい。
だけどどうしても文句が言いたかった。独り言だけど。
タクシーを拾い、宿舎へと戻る。
「ただいま〜」
SG「おかえ…ぎゃはははははは!!!」
お出迎えに来たはずのスングァナがなぜか、おかえりもまともに言わずに爆笑している。
WN「どうしたの?…あはははは!!!」
え?なに、ウォヌまでそんな笑う?!なに?!
てかウォヌの爆笑してる姿貴重。
今すぐ写真撮りたい。
「ちょっと!なに笑ってんだよ!」
SG「なにって…顔、顔!ぎゃははは!」
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あみ - そうです!ミンハオリクエストのものです!覚えていて頂いてほんとに嬉しいです泣。これからもたのしみにしてます! (2019年8月24日 0時) (レス) id: c0f44251b7 (このIDを非表示/違反報告)
melody.(プロフ) - あみさん» コメントありがとうございます!もしや、ミンハオリクエストくれたあみさんですか?!^^作品読んでいただいてありがとうございます!本当嬉しいですっ!! (2019年8月15日 15時) (レス) id: 047933f534 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - もうひとつの小説から来ました!こちらも続編期待してます!頑張ってください!作者さんのふぁんです!!! (2019年8月15日 15時) (レス) id: c0f44251b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:melody. | 作成日時:2019年8月15日 2時