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夜のお散歩 ページ2

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HS「ヌナ〜、行くよ!」



「うん!」



私はスニョアと夜の静かな街をお散歩するのが大好きでスニョアが散歩に行く時は必ずついていく。



私たちの住んでるマンションからしばらく歩くと春には桜が満開になる道があって、その道をスニョアと二人で歩く。



「もうすぐ咲くかな?」



HS「うん、咲くと思う!ここの桜すごい綺麗だから僕好きなんだよね」



「私も好き!」



まだ裸んぼの木を眺めながらしばらく歩く。



ガサガサっ



他愛もない話をしながら歩いているとどこからか草の動く音がした。



風も吹いてないのになぜ…



「スニョア、聞こえた?」



HS「ん?なにが?」



「今聞こえなかった?ガザガザって」



HS「ううん、聞こえなかったよ?」



え?待って?結構大きい音だったのに聞こえなかったの?スニョア耳詰まってるんじゃないの?え?



ガザガザっ



「ほら!また聞こえた!」



HS「え?聞こえなかったって」



いや、何言ってんの?!明らかに聞こえたじゃん!!なに?!嘘ついてんの?!くだらないよ!そんな嘘!本当のこと言えばいいのに!聞こえたよってたった5文字じゃん!!



「ぎゃぁぁあああ」



急に怖くなってスニョアの腕にしがみつく。



HS「ちょっと!ヌナ!急に叫ばないでよ!びっくりするじゃん!」



「だ、だって…聞こえたもん。絶対なんかいるって」



HS「なんかってなに」



「ほら、あれだよ!あの、お…おばけとかほらオバケだって!いや、あれかも!オバケ!」



HS「いや、オバケしか言ってないじゃん」



いやに冷静なスニョアを音の聞こえた方に軽く押し、見てこいと促せばすんなり歩き出すスニョア。



目的の草( ? )あたりに行き、キョロキョロするスニョアを後ろから息を殺して見守る。



と思ったら急にこっちに向かって走ってきた。



「な、なに!なんかあった?!」



HS「いたんだよ…いたよ」



「や、やっぱり奴っすか…?オバケ先輩っすか?」



HS「カップル…」



はい?なんて?カップル?



カップルってあのカップル?



「カップル…?」



HS「うん、カップル」



カップルが草むらでなにしとんじゃ!



けしからん!私が一言言ってやろう!



HS「カップルがキスしてた」



「帰ろうか、スニョアくん」



カップルの邪魔しちゃいけない。



今日は大人しく引きさがろうではないか。



HS「なんかいいよね、あぁいうの」



「私とする?」



HS「結構」



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あみ - そうです!ミンハオリクエストのものです!覚えていて頂いてほんとに嬉しいです泣。これからもたのしみにしてます! (2019年8月24日 0時) (レス) id: c0f44251b7 (このIDを非表示/違反報告)
melody.(プロフ) - あみさん» コメントありがとうございます!もしや、ミンハオリクエストくれたあみさんですか?!^^作品読んでいただいてありがとうございます!本当嬉しいですっ!! (2019年8月15日 15時) (レス) id: 047933f534 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - もうひとつの小説から来ました!こちらも続編期待してます!頑張ってください!作者さんのふぁんです!!! (2019年8月15日 15時) (レス) id: c0f44251b7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:melody. | 作成日時:2019年8月15日 2時

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