△誰かがいてくれること【じゅん】 ページ22
【ｼﾞｭﾝside】
ｼﾞｭﾝ「帰らないの？」
ﾐｮﾝﾎ「はい、Aちゃんが目を覚ますまでは。」
ｼﾞｭﾝ「そっか、そろそろ起きると思うよ。
Aちゃんごめんね〜、胸の音聴かせてね。」
日が暮れて、勤務時間が終わっても
ミョンホはAちゃんが目を覚ますのを待っている。
お父さんはあの後すぐに来てくれたけど
会社に戻らなきゃいけなくて、後ろ髪を引かれながら帰って行った。
ﾐｮﾝﾎ「ジュン先生、」
ｼﾞｭﾝ「ん？」
ﾐｮﾝﾎ「どうなりましたか？転院のこと。」
ｼﾞｭﾝ「うん…引き止めるのは難しいかな。
無理に親子を引き離す事は出来ないし、僕たちにそこまで首を突っ込む権利はないってジョシュア先生に言われちゃった。」
ﾐｮﾝﾎ「…っ、」
ｼﾞｭﾝ「提案とか助言までかな、僕たちの役目は。
最後に決めるのはAちゃんとお父さんだから。」
…ヒョンだってAちゃんの事で悩んでるし
出来ることなら手を差し伸べてあげたいって思ってるんだよ。
でもそれが無責任なことだって分かってるから
もどかしい気持ちを必死に押し込めてる…
A「んっ…」
ﾐｮﾝﾎ「あっ、Aちゃん気が付いた？」
ｼﾞｭﾝ「Aちゃん分かる？苦しかったね、もう大丈夫だからね。」
A「…、」
ｼﾞｭﾝ「Aちゃん？」
ﾐｮﾝﾎ「まだ頭がボーッとするのかな…」
ミョンホと話を終えて病室を出ようとした時
Aちゃんがゆっくり目を開けた。
でも何だか、不思議そうな顔してて
僕とミョンホの事を交互に見つめてる。
ﾐｮﾝﾎ「Aちゃん、どうしたの？大丈夫？」
A「はじめて…だから…」
ｼﾞｭﾝ「ん？初めて？何が？」
A「目が覚めたとき…となりに誰かがいてくれること…」
ﾐｮﾝﾎ「…っ、」
ｼﾞｭﾝ「そっか…あ、お父さん来てくれてたんだけどね？
会社に戻らなくちゃいけなくてさっき帰ったんだ。」
A「…うん。」
ｼﾞｭﾝ「だからお父さんの代わりにミョンホが居てくれたんだよ。
あ、僕はたまたま来てたの、ちょっと診察したくて。」
A「…うん。」
ｼﾞｭﾝ「もしかしてうるさくて目が覚めちゃったかな？ごめんね？」
思いがけないAちゃんの言葉に
ミョンホは言葉を失っていた。
せっかく気持ちを固めようとしてたのに
Aちゃんの言葉が耳から離れないよ…
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ORI(プロフ) - みかんさん» お返事遅くなりすみません！リクエストなのですが、今の設定を変えてお話を書くことが難しく、ご希望にお応えする事が出来ません。せっかくご提案頂いたのに申し訳ないです。また他にもリクエストあればお待ちしてます、宜しくお願いします( ¨̮ ) (2022年2月1日 22時) (
レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - これからも更新楽しみにしています！(^^) (2022年1月31日 0時) (レス) id: bf71a0c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - いつも更新を楽しみに読ませて頂いています！ リクエストなのですが、高校生の女の子が産婦人科医のジョンハンさんに優しく診察されるっていう長めのお話が見れたら嬉しいです。 よろしくお願いします(｡ᵕᴗᵕ｡)" (2022年1月31日 0時) (レス) id: bf71a0c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - なびさん» コメントありがとうございます( ¨̮ )頂いたリクエストはリストに入れておきます！もしかしたら他の方のリクエストと合わせて書かせて頂くかもしれません、ご了承ください。これからも宜しくお願いします♬♡ (2022年1月30日 22時) (レス) @page45 id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
なび - いつも楽しく読ませてもらっています！！リクエストなのですが、新しい女の子が同部屋として入ってきて、でもその子が少し意地悪でトラブっちゃうシーンが見たいです>_<これからも応援してます！！ (2022年1月30日 22時) (レス) id: 95900815f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ORI
| 作成日時：2021年12月7日 19時
