▼背中越しに【すんちょる】 ページ18
【ｽﾝﾁｮﾙside】
ｽﾝﾁｮﾙ「お疲れさま。Aと話した？」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「いや…」
ｽﾝﾁｮﾙ「なんで。状態悪いの？」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「状態は悪くないけど、かなり落ち込んでるから。」
ｽﾝﾁｮﾙ「ミンギュ達に怒られたせいで？」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「そうじゃなくて。」
ｽﾝﾁｮﾙ「じゃあ何。」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「発作が起きた事がショックだったんだよ。」
ｽﾝﾁｮﾙ「は？Aが言ったの？」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「ううん、そんな気がするだけ。」
ずっと外来にいたせいで、状況が全然読めない。
状態が落ち着いてるなら発作は心配なさそうだけど
ジョンハンの言葉がどうしても引っ掛かる。
ｽﾝﾁｮﾙ「だったら俺が話してみるよ。」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「今から？」
ｽﾝﾁｮﾙ「うん。」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「あんまり刺激しないでよ？」
ｽﾝﾁｮﾙ「分かってる。」
顔見るついでに、俺も少し話をしてみる事にした。
もちろんAが拒むようなら無理強いはしない。
.
ｽﾝﾁｮﾙ「A、入るぞ。」
A「…っ、」
人の顔を見るなり背を向けるA。
俺の後をついてきていたジョンハンは部屋には入らずに
ドアにもたれかかったまま様子を伺ってる。
ｽﾝﾁｮﾙ「こっち向かなくていいし、寝たままでいい。
喋りたくないなら聞くだけでもいいから、先生話していいか？」
A「…」
“出てって”の一言がない。
って事は、少なくても話を聞く気はあるらしい。
ｽﾝﾁｮﾙ「中庭、気持ち良かったか？今日は寒かっただろ。」
A「…」
ｽﾝﾁｮﾙ「今の時期はとくに寒暖差が激しい季節だからな。
さすがに俺でも体調崩しそうになって参っちゃうよ。」
A「…」
ｽﾝﾁｮﾙ「健康が取り柄の人でさえ体調崩す時期なんだ。
だから、Aは人一倍気を付けてなきゃいけないし、」
A「5分…」
ｽﾝﾁｮﾙ「…え？」
A「たった…5分なのに…」
ただ俺が一方的に話をして終わるんだと思っていた。
でも、意外にもAが言葉を発して
それは聞き取れない程に小さな声だけど…
ｽﾝﾁｮﾙ「Aが思ってること先生に話して。」
この声は、しっかり聞いてあげなきゃいけない。
▽焦らず自分のペースで【すんちょる】→←▽対話拒否【じょんはん】
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ORI(プロフ) - ひなのさん» コメントありがとうございます!!そしていつも作品を読んで下さり感謝いたします^^続きは明日更新しますので、今日はごゆっくりお休みください(笑)また明日覗いていただけると嬉しいです☆ (2021年3月18日 22時) (
レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
ひなの(プロフ) - 主様の作品ちょうど1年ほど前から見させてもらってます!! いつも次が待ち遠しくなってます！！続きは明日でしょうか！？､､気になってしまい寝れなさそうです(_ _).｡o○ (2021年3月18日 22時) (レス) id: d05a3451be (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - はさん» は様、おめでとうございます!!受験で大変な中、私の作品に目を通して頂いたこと光栄です^^ほんとに貴重なお時間を…今は本当に大変な時期で、今まで通りの学生生活は厳しいかと思いますが、悔いなく楽しんで下さいね♪私の方こそ感謝いたします!! (2021年3月16日 21時) (レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
は(プロフ) - 主様、私ごとではありますが、無事第1志望合格致しました！！主様の作品を読みながらリラックスして本番まで頑張ることができました！本当に感謝しています^ ^ 是非これからも読者として少しながらですが陰ながら応援しております。 (2021年3月16日 16時) (レス) id: 2f07946095 (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - てんぷらさん» お返事遅くなり申し訳ありません(＞＜)ユンギさんのお話ストップしててごめんなさい、続き更新したいんですけど中々お話が書けなくて…上手く文字にできるようになったら更新しますので、その時にまた読んで頂けると幸いです^^; (2021年3月9日 17時) (レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ORI
| 作成日時：2021年2月10日 20時
