喧嘩ばか [楓士雄] ページ25
ドンドンドンッ!!
私の住むアパートのドアを叩いたのは、今日も怪我だらけの楓士雄だった
「うっす!」
「ちょっと!いい加減チャイム鳴らしてよね!」
楓士雄はヘラヘラと笑いながら、いーじゃんよーなんていいながら部屋に上がった
「また喧嘩したの?毎日毎日、、そんなに楽しい?」
「おう!楽しくてしょうがねぇ!」
「ったく、、」
私と楓士雄の関係は、友達以上恋人未満といったところ。
お互い好きなのにそれを伝えるのが小っ恥ずかしくて、、
「お!カレーあんじゃん!食っていい?」
「いいよ」
その後もいつも通り、今日の喧嘩話を長々と聞かされ、、うし!帰るわ!と帰って行った。
ほんと、、喧嘩ばか。
そんなことを思いながら洗い物をしていると
"ピンポーン"とチャイムが鳴った。
なんか忘れ物かな?ふふっ、さっき怒られたからってちゃんとチャイム鳴らしてる
そう思いながらドアを開けた
「どうも〜!花岡楓士雄の女はっけーん!」
「、、あの、誰ですか?」
見るからに柄の悪いヤンキーという感じの男の人が数人。
なんか危ないかも、、
そう思ったときにはもう遅くて、布を口に当てられ私は意識を失った。
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作者名:ysakamosan | 作成日時:2022年6月24日 23時