いろんな川村さん。(川村壱馬) (ページ11)

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「んー？それはね、気持ち良くなっちゃう薬だよ」
「、、なにそれ、、きゃっ！！」

あっという間に先輩に押し倒される

「俺が本気で相手するわけないじゃん(笑)おとなしくしててね？」

両手は先輩の片手一つで簡単に抑えられ、もう片方の手でワンピースのボタンをひとつ、ふたつと外される

「っ、、や、やだっ！！やめて！」

力はほとんど入らなくて、抵抗出来ない

なんとか足をバタバタさせると予想外にも先輩の大事な部分にクリーンヒットした

「っ！いってえ！！」

先輩は横に転がり大事な部分を抑えてもがき苦しむ

その隙にフラフラしながらも先輩の家を出る

携帯を見ると通話中の文字

「か、かずま、、？はぁはぁ、、」
「…」

話しかけてみても聞こえてないのか無言のままで、とにかく出来るだけ先輩の家から遠ざかるように走る

でももう体力は限界で、その場にしゃがみ込んでしまった

その瞬間、電話を持つ手をパッと掴まれた

先輩が追いかけてきたのかと思い、残りの力を振り絞って抵抗する

「や、いや！！はなして、、くださいっ！」
「A！落ち着け！俺やって！」

へ、、この声、、ふと顔を上げるとそこには肩で息をする壱馬がいた

「かずま、、」
「ほんま心配かけさせやがって、、」

相当走り回って探してくれたんだろうと、壱馬を見ればすぐに分かる

「歩けるか？」
「、、もう、、むり、、」
「タクシー呼ぶからちょっと待って」

壱馬が呼んでくれたタクシーで壱馬の家に向かった