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雲雀さんが焦った顔で女性のもとに追いついた
「ちょっと勝手に歩き回らないでよ」
「あら、ここは私達の家なのだから当たり前でしょう」
(私達の家！！！？？)
もう同棲を始めているほど深い仲なのですか！！？
そ、そんな雲雀さん・・・今までの私とは一時の遊び・・・
「・・・君はまた、一人でなに百面相してるの」
『雲雀さん、年上の方が好みだったんですか？』
「は？」
「あらそうなの？」
「ちょっと、何言ってるかわからないんだけど・・・」
不機嫌に眉間にシワを寄せる雲雀さん
「君の事だから下らない勘違いしているだろうから紹介するけど
この人は、まあ、僕の母親だよ」
「いつも恭弥がお世話になっております」
『・・・』
ははおや
雲雀さんの母親
母親とはつまり雲雀さんを産んだ人で
ああ、だから目元が雲雀さんにそっくりなんですねぇ
『―――――――！！！！』
「なにその面白い顔」
「面白い子ね」
『ひひひばりさんのおかあさま！！？』
「そうだって言ってるでしょ」
「そろそろ帰ろうと思って玄関にいけば女の子の靴があるのだもの
来客があったのは知ってたけどまさかこんなこじんまりとした可愛らしい子だなんて」
『かかわっ』
「しかもなぁに？聞いたら彼女だっていうじゃない
知らなかったわよあなたにお付き合いしている子がいるなんて
全く、そんなこと知ってたら縁談の話で揉めることだってしないのに」
『えん！？』
「ねえ、そんな話この子の前で」
「あらあら、あなたってば彼女さんを散々待たせただけじゃなくお茶も出してないの？
本当に親子そろって女の扱いが下手くそなんだから
ごめんなさいね雪代さん、今お茶を用意しますからね」
『へ！？え、え、あ、おおおおおかまいなく！！！』
「ちょっともう帰るんじゃなかったの」
「馬鹿ねぇ、息子の彼女が来ているのにおもてなししないで帰る親がいる？
それに挨拶もまだちゃんとしていないじゃない
全く彼女が来るって知ってたらもうちょっとマシな格好してたのに」
その高級そうな着物の更に上があるのですかお母様
雲雀さんへの小言を流しながらお母様はお茶を淹れにその場を去った
『・・・ひばりさん・・・情報が追いつきません』
「・・・ごめん」
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涙輝(プロフ) - イメージのままの雲雀さんでニヤニヤしながら読んでます！いつまででも更新待てますので、頑張ってください！！ (2020年7月7日 19時) (
レス) id: f196e118bc (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 雲雀さんが優しくてキュンキュンします!!更新頑張ってください！応援してます！！ (2020年5月23日 19時) (レス) id: 81b65edd03 (このIDを非表示/違反報告)
霧菜☆紗理屋(プロフ) - はぅ。。つづきがたのしみです。。。 (2020年4月11日 22時) (レス) id: 70cea78570 (このIDを非表示/違反報告)
竜胆(プロフ) - はぁーーーしゅき！！！ (2020年3月31日 18時) (レス) id: b4c05be92c (このIDを非表示/違反報告)
アクトレモン(プロフ) - 更新待ってます！！！！ (2020年3月23日 20時) (レス) id: 4bdd481c8a (このIDを非表示/違反報告)
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