【企画】あったら良いなって思うけど管理出来ないから企画案だけまとめる

★【終焉ノ花園】 ページ36

※この画像は気にしないで下さい…！
素材元→湯弐様 ID:3989101


【プロローグ】

『蝶々』達は今日もまた


『蜂』から花園を護り抜く。




いつ崩れるかもわからないその島が


終焉を迎えるその日まで────……。






【世界観】

空に浮かぶ天空都市『花園』

1年中あらゆる季節の草花が咲き乱れ、『始まりの樹木』と呼ばれる大樹によって近郊を保っていたその島は

1つの国として、地上とは違う文明を1000年にもわたり築いていた。




崩壊が始まったのは、1000年を迎えたすぐ後だった。


始まりの樹木の力の衰えにより、1つだった花園は次第に崩れ、今では10分の1にまで小さくなり

村や街ごと崩れた花園の一角は、大小合わせて100を超える島となって宙に浮かんでいた。


そしてその島の中で特に大きかった10の島では、花園の王家が分裂し、各自国を作り生活を始めたのである。


しかし、そのまま平和が訪れるはずもなく

各国の王族は、始まりの樹木に生る『知恵の実』の所有権を争った。

知恵の実には『病気を治す』『寿命を伸ばす』『死者を蘇らせる』といった効果があるとされており、どこの国もそれを欲しがったのだ。



そして、各国の王族は盟約を作った。



1. 各国は5名以上、16歳以上の健康な者を『花園を管理･保護する者』として花園に派遣する事。

2. 『知恵の実』は各国に平等に分ける事。
『知恵の実』の強奪は反逆者と見なす。

3. 『知恵の実』を『死者の蘇生』に使う事は最大の禁忌とする。



10の国が結んだ盟約により集められた者達は総じて『蝶々』と呼ばれ


知恵の実の収穫やそれを使った薬の開発、そして知恵の実を奪おうと目論む『蜂』と呼ばれる組織から、花園を護る事を命じられた。



それが、今から100年も前の事。


天空の人々が文明を築き1100年が経った今、崩壊が続くこの島で

『蝶々』は今日も任務をこなす。



いつ崩れるかもわからないその島が

終焉を迎えるその日まで────……。



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