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side:you
鬱くんの家に二泊して、次の日。
「鬱くん、じゃあ帰るわ」
「おん。ばいばい」
「またな〜」
ばいばいってなんやねんかっわい。
リュックひとつで泊まれるのすごいらくやねんな、ほんま。おれの一日分の服一式おいてあんのすごいええと思う。
考え事をしながら歩いていくと、何かにぶつかった。
「わっ、...すみません......」
「いえいえ、大丈夫でしたか?」
なんか丁寧やぞ......?
顔をあげると、トン氏だった。
「っあ、え、?だ、だいじょうぶ、です......」
「ちょ、どうしたん?涙、すごいけど...」
ぽろぽろ、ぽろぽろ。ずっと、涙が頬を伝っておちていく。
「あ、っごめ、なさ...っ、たまに、でてきちゃっ、て」
「えー...と、わかりました。ちょっと家まで来てくれます?」
おれはこくん、と頷いた。
だって、トンちゃんだし......
.
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作者名:よるそら。 | 作成日時:2019年5月21日 5時