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side:you
朝。決めていた時間に家を出て、まだ片手で数えるほどしか行ってない高校を目指して歩く。
電車の中には、比較的新しいおれと同じ制服を着ている人が数人いて、チラチラ見てくるのが鬱陶しかった。
これから通う高校は見た目外国人の人が多いのに、そんなにチラチラみたら失礼だろうに。
まだ高校を決めてなかった時、とりあえずオープンスクールに応募していたのがこれから通う私立の学力もそこそこな高校であり、決め手は生徒会の役員の一人_グルッペン_だった。
向こうが覚えていなかろうがどうでもいい。
あんな濃い日々を忘れられる方が怖いと言うものだ。
絶対また、あのメンバーで集まってやる。
__一人だけに背負わせないでほしかったんだけどな...
その記憶をもつものはまだいない。
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作者名:よるそら。 | 作成日時:2019年5月21日 5時