同居人のリュウセイ3 (ページ6)

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With ページ6

…

藤井side

『一緒に』って言葉になんか性懲りもなくドキドキする。

俺は中学生か。

藤井『…半導体やろ？難しそうやん…』

『うん。みんないわゆる理系だから。』

藤井『え、あん…Aちゃんも？…理系なん？俺、初耳やわそんなん』

…やっばい。

俺どうしてもあんたって言ってしまうわ

『うーん、まぁ、そんな所？てか、藤井君さ、あんたって言いかけたよね～』

げっ、バレてる

『そんなんだと女の子に嫌われるよ～』

藤井『いや、俺モテるし。』

『顔だけでしょ、そんなん小手先のものだから。』

藤井『はぁ？小手先？俺が？』

『そう。あなた。小手先のモテ男。…藤井君、彼女と最大何ヶ月まで続いた？…あ、進度とか関係なく』

なんてこと言うねん、この女。

でも、

藤井『3ヶ月……ぐらいかもしれへん』

『3ヶ月ぅ？みじかっ！』

しゃーないやろ。どいつもこいつも意外に微妙やったんやから。

『その顔。藤井君さぁ、ちょっと異性のこと見下してる節ない？…たまに顔に出てるよ、』

藤井『…え、……ほんま？』

嘘やろ？

今で、女性には最大の敬意を払ってきたつもりやったんやけど

『その顔で誰でも釣れると思ってる節があるって言うか。』