意外性 ページ4
…
『は?』
……
藤井『いやいや、なにがは?やねん。あんたやろ俺にあんたって呼ぶのやめて欲しいの』
『いや、そうなんだけど。てか、もうあんたって言ってるしね?』
藤井『じゃあ、なんて呼べばええん?』
…
『先輩……?』
藤井『中学校の部活やないんやからそれは無理。』
『…家主様……』
藤井『あんた、なんかドラマかなんか見すぎなんやない?』
『…えっと、…Aさん?』
藤井『いやや。』
…はぁ?
さん付けが嫌とかよく社会で生きてこれたな。このアホ。
『じゃあ、せめて…Aちゃん。これ以下は許さない。』
…、
しばらく経って藤井君がぷっと笑った
藤井『ふっ、…ええよ。Aちゃんな?Aちゃん。なんか、馬鹿にしてるみたいで楽しいわ』
『はぁ?前言撤回!やっぱりAさん!!!!』
藤井『無理。Aちゃん。』
『いや!馬鹿にされてる〜〜!!』
藤井『ええやん。近所の小さい男の子がしたってくれてる感じやろ?』
…ま、まぁ、
確かに。
それに、
私のことを名前呼びする人もなかなか珍しいから…新鮮…かもしれない
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作者名:ぷよ | 作成日時:2019年3月14日 23時