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旦那様「いやー､犬を放して､娘の居場所を捜させるとはさすが名探偵！このジャンボは､晶子に一番懐いておりましたからなー…」
小五郎「ハイ?」
ん?あれ､それはコナン君が………うーん｡でもお父さんの事だし……｡
小五郎「いやー､すべてわたしの経験のタマモノですよ！」
ってなるよねー､分かってた｡それに､コナン君には何かありそうだし…言わない方がいい､かな?
晶子「あ…ありがと､探偵さん♪」
春菜「探偵さん…?」
目線の先のコナン君と去って行く女の子を見比べる｡
コナン「い､いや､ボクじゃなくて…おじさんの事だよ､きっと…」
焦った様子で小さな指をさしたのは､高笑いするお父さん｡………やっぱり､何かあるのかな｡でも､子供相手に問い詰めるのもな……｡
小五郎「ハッハッハッハ！今日は最高の一日だったなー！」
もう朝日が昇りそうな時間のタクシーの中でも上機嫌なお父さん｡まったく､言ってくれるよ…こっちはトロピカルランドで首なし死体にお目にかかっちゃうし､新一は電話に出ないし､コナン君を預かって戻ってきたら誘拐事件に引っ張られちゃうし…散々だったのに｡……あ､忘れてた｡
春菜「でさ､お父さん!この子の事なんだけど…」
小五郎「ん?」
春菜「阿笠博士が､ウチで預かってくれないかって｡勿論蘭姉にも聞くけど､お父さんに聞く方が先だと思って…」
小五郎「ん〜?」
コナン「ハハハ…」
小五郎「おう！いいぞいいぞ！こいつがいると､なぜか事件がスムーズに解決する！何日でも預かってやるぞ！」
バンバン
ニコニコしながらコナン君の背中を叩くお父さん｡とりあえずよかった｡でも……｡
――コナン「ほ､本当は…！」――
あれは､どういう意味なんだろう……………考えたって､分かる訳ないけど｡何か抱えてるなら､力になりたい……どうしよう｡
……あ､あの人に相談してみようかな｡どうせバイトしてれば会うし｡蘭姉には負担を掛けたくないし｡そうしよう､うん｡
コナン(女の子に助けられるなんて…これじゃー､立場があべこべだぜ…なんとか…なんとかしなきゃ…)
コナン君がそう考えている事など知らずに､私は相談相手の事を考え始めた｡………途中で蘭姉の般若顔が浮かんだけど､とても怖かったので頭を振って消した｡
――――――――――
次の話はオリキャラ登場です!
名前の変換は今のところなしですが､あった方がよければ教えて下さい｡
(コメント､欲しいです･･･)
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーめいげん[現在､全31言]
静香「アホ！命に人のも自分のもあらへん!奪ったらアカン大事な物や!それを絶つアホは､みんな人殺しと同じやねんで!なんぼそれが自分の物でもな!」
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