彼なりの愛情表現、？【青】

嫉妬だってするんです ページ2

『……なんで着いてくんねん』








「え、だって…もう付き合って1か月だし…流星くんと一緒にいたいんだもん……」








きゃはっ、いっちゃった、恥ずかしい！！！！！！








恥ずかしかったけど、正直に言ったら流星くん、少しは優しくしてくれるかな〜なんて…









『ふ〜ん。じゃあ、コレ。教室までな？』









はい。と渡されたのは流星くんの鞄。






夢は脆くも崩れましたね、はい。









分かってはいたけど、私ってやっぱりこのくらいのモノなんだな……







まあ、流星くんの近くにいられるだけで幸せ！なんて言わないけどね！









流星くんの重めの鞄を肩にかけた。









「よいしょっ…ていうか、流星くん寝ながら歩いたらこけるよ？」









歩きながら寝るなんて流星くん器用だな〜








ん？寝ながら歩いてんのかな？









まあどっちでもすごい！そしてまつげ長い！









『俺がこけるわけないやん。俺の心配する前に自分の心配したら？』








「え、うん…？ってうわ！」









流星くんがそういった瞬間普通につんのめってバランスを崩した私。









漫画とかではここで彼氏が助けてくれるんだけど……流星くん、間に合うわけないよな…寝てるしね

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