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次の日、私は学校があるので弁当を作っていた。

 すると……

 後ろから、声がした。

 しかも、赤井さんだ。

 嫌ではない、けど……流石に耳元で話されるとゾワゾワする。

 『おはよう御座います。何か誤用ですか?』

 「いや……そういう訳じゃない。」

 『なら、少し離れてもらえませんか?』

 「そんなに俺のことが嫌いか?」

 『いえ……そう言う訳では……』

 「なら問題ないな。」

 そう言うと、ルンルンで何処かへ歩いていってしまった。

 何だったんだ。

 あっ、そんなことをしている暇じゃない。

 赤井さんとのやり取りで、すごい時間をくってしまった。

 ヤバイ。

 あと、30分しかない。

 急いで準備をした。

 『行ってきます!』

 そこそこ大きな声で叫んだ。

 家の中からは、赤井さんと西鉄様が返してくれた。

 急がなくちゃ。

 家から学校は、だいたい10分程でつく。

 でも、人混みに会いたくないので走っていく。

 すると、誰かに呼び止められた。

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作者名:妖狼 | 作成日時:2021年7月26日 17時

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