魔界からの訪問者2【妖怪ウォッチシャドウサイド】

六十話　牙牢城では ページ20

〜カイラside〜




私はいつも通りに黙々と仕事をこなしていた。






エンマめ…、大量の仕事を残して旅に行きおって…！







ウ「カイラ様、大変にございます！」






カ「何事だ？」






いつも冷静のウーラが、今日に限っては慌てている。







ウ「人間界が大変でございます、このままでは妖魔界も…」







水晶玉をのぞくと、何やら戦っている者が。







カ「これはまずいな…、本当ならば嫌だが、あいつを呼ぶしかないか…」







〜エンマside〜





俺はぬらりと一緒に旅をしていた。






《エンマ、聞こえるか…》







エ「カイラか、どうした？」








カイラがテレパシーを使って話しかけたのは結構珍しいな。







よほどのことがあったのか。








《人間界に彼奴が。もしかしたら魔界が絡んでいるのかもしれん》








エ「そうか。彼奴か。ずいぶんと会っていないな…」








エ「で、そこで俺とカイラの出番というわけだな」









《というわけだ。これは時間の問題だ、早く来るんだぞ》







エ「分かってるって。早く行くように努力はするからさ」







《それでは頼むぞ》







そこで通信は切れた。








カイラの嫌な予感って大体は当たるからな…。







あっちは今、どういう状態なんだろうか。









ぬ「大王様、”彼奴”とは誰のことでしょうか？」








エ「ああ。ぬらりもよーく知ってるやつだぜ？」








ぬ「なるほど。ではさっそく向かいましょうか」








エ「ああ！」









俺たちは来た道を引き返して桜元町へ向かった。








〜〜〜〜〜〜



最近一話一話が短い…。




反省。(スライディングアクロバットスーパーエキサイティング土下座)

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