Doctors-3JSB-GENE

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剛典side






俺はね、貴重な貴重な昼休みを返上して


溢れかえった待合室をどうにかしようとしてた訳ですよ。




剛典「ちょっと、こんな所で寝ないで昼休み終わりですよ。はい仕事行った」


直人「んぅ〜......はぁ眠ぃ」



やけに隣が静かだなぁって覗いてみたら


Aと一緒にぐーすか寝てる。




あぁ今日は食堂行こうと思ってたのに...



冷めきったコンビニ弁当を突っついていると来るわ来るわ



「最近ろくなもの食べてないでしょ。相変わらず剛典先生は人気ですね」


「おぉ剛兄お疲れ！」



兄弟たちが次々に顔を出しにくる。


まぁみんなのお目当てはAなんだけどね。




涼太「お疲れ剛兄。相変わらず激務だよね」


剛典「お疲れ〜やっと落ち着いたよ。涼太は？」



何かおかしいと思っていた違和感はどうやら


白衣から、私服に着替えられていたからだ。



剛典「もしかしてAのこと迎えに来てくれた？A、A〜涼太が迎えに来てくれたよ」



「んっ...りょうくん...」



布団の中から出てきた腕は涼太の腰に巻き付いて


もう涼太の顔はデレッデレ。




剛典「お家に帰ったら涼太がお粥作ってくれるって」


涼太「え...！？」



「りょうくん、料理できるの？」



涼太「う...うん。..Aのために作る！」




すんごい張りきってるけど


無茶振りが過ぎたかな(笑)

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