▼ ページ33
涼太side
Aと玲於が作ってくれたお粥を剛兄と一緒に食べていると
玄関から物音が聞こえてきて
その音がどんどん近づいてくるのが分かった。
直人「ただいま〜」
涼太「直兄だったか。おかえりなさい」
直人「剛典の体調どう?」
開口一番に剛兄の心配をしている。
剛典「おかえり直兄。もう大丈夫だよ〜」
なんて、真っ赤な顔の額に
冷却シートを貼ってるような人の
そんな言葉は誰も信じないよ(笑)
直人「あーお腹減った。Aがお粥作ってくれたの?俺も食べたい」
涼太「リビングに行ったらお粥だけじゃなくて色々作ってくれてるみたいだよ」
直人「分かった。用事あったらいつでも呼んで」
風のように過ぎ去った直兄の前では強がってたみたいだけど
剛典「....りょうた、擦って」
涼太「ん、身体痛い?」
剛兄はべったりと甘えるように体を密着させてきた。
涼太「当分は仕事行けないし、ゆっくり休めるといいね」
寝る前に吸入だけは済ませたいんだけどな....
そんな思いの一方で
剛兄の胸をトントンとを叩き、眠りの世界へ誘おうとしていた。
このまま眠ってくれるのかなぁと思っていたけど
剛典「ゴホゴホッ.....ゲホゲホッゲホゲホッ」
治まっていた咳がまたぶり返してきたみたい。
涼太「直兄〜救急バッグ持ってきて」
少し大きめな声でそう言うと
すぐに直兄が持ってきてくれたから
鞄の中から吸入器を取り出した。
482人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みやあ(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます^^ (2018年12月30日 20時) (レス) id: ebdab1c73a (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - GENE大好きで涼太くんとあらんくんとれおくんよりのオールです最高です (2018年12月30日 18時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 三代目臣君と岩ちゃんと今市君寄りのオールです最高です (2018年12月30日 18時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
みやあ(プロフ) - うぐいすさん» コメントありがとうございます。楽しみにしてて下さい! (2018年8月26日 21時) (レス) id: c04daf7d73 (このIDを非表示/違反報告)
うぐいす - 楽しく読ませていただきました!新しいお話も楽しみにしています! (2018年8月25日 20時) (レス) id: 57f1620501 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みやあ | 作成日時:2018年8月10日 21時