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栞「ゆっくりでいいのよ？無理して 馴染もうとしなくていい。Aが生きたいように生きればいいの。私をお母さんだって思わなくてもいい。これからも こうやって 私と話してくれるだけでもいいの。」
栞さんはゆっくりと
話し始めた。
愛おしそうに自分より背の高いAを見つめて
心が落ち着くようなそんな声で。
栞「Aは、今どうしたいの？」
その問いかけに
Aは俯いた。
床にポトポトと水がたれる。
その水の正体なんて
考えなくてもすぐに分かった。
Aが泣いてる。
8.8祭り以来涙もろくなったA。
いや…
脆くなったんじゃなくて
本当の姿がこうだったのかもしれない。
本当は泣きたいほど苦しくて
寂しがり屋な泣き虫だったんじゃないかな。
俺たちは絶対にﾀﾋなない。
あの時 番組の収録でそう言った俺たち。
ﾀﾋなないし、
絶対に守るよ。
こんな儚い姿を見せる16歳のこと、
誰が手放せるもんか。
守り続ける、遥か先まで永遠に。
そんなことを考えてると
Aは顔を上げた。
涙でびしょびしょで
今すぐに拭ってやりたい。
「…俺は、」
Aはそれだけ言って
唾を飲む。
何かを決意したかのように
栞さんの目を見て
「俺は栞さんのことを お母さんって呼びたい」
そう言ったんだ。
その言葉には 重みがあった。
このAの目標には
俺たちは手助けすることが出来ないけれど
支えることは出来る。
なら俺たちは
精一杯全力で 支えるのみ。
栞「じゃあ待ってるね？」
ニコって笑った栞さんの笑顔は
どこかAにそっくりだった。
「村田さんにも、伝えといてください」
前向きな表情、
明るい声。
Aはそんな表情、声で
栞さんに伝えた。
.
.
話終わったあと
栞さんと遥永ちゃんは
帰っていった。
みんなで 事務所の玄関までお見送りして
姿が見えなくなるまで
2人の後ろ姿を見つめていた。
「みんな、俺 踊りたい。」
全員『…やろう』
なんとなく、だけど
何故か踊りたいって言われると思って
そう言われた時には
特に驚きはしなかった。
みんなで事務所にあがり
レッスン室と音源を借りる。
そのあとレッスン着に着替えて曲をかけた。
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RIN29111397(プロフ) - リクエストがあります！ NEWSの男主を書いてください！あなたの作品で NEWSファンを笑顔にしたいんです (2020年6月17日 17時) (
レス) id: 07a6ed2f8b (このIDを非表示/違反報告)
RIN29111397(プロフ) - NEWSバージョン書いてください (2020年6月2日 22時) (レス) id: 07a6ed2f8b (このIDを非表示/違反報告)
恋物語 - 完結おめでとうございます。やっぱりスノーマンは団結力が強くすごいグループですよね。おれもスノーマンさんみたいにすごいグループとしてデビューできるよう頑張ってくんで応援よろしくお願いします (2020年5月29日 15時) (レス) id: c89030d88c (このIDを非表示/違反報告)
みんてぃあ - 新作が読めません(＞人＜;)どうしたらいいですか？？？ (2020年5月28日 21時) (レス) id: 0a01f962e9 (このIDを非表示/違反報告)
おしお - 碧さん» ありがとうございます！よろしくお願いします！ (2020年5月24日 21時) (レス) id: 9ab6e33145 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧 | 作成日時：2020年5月20日 11時
