歌声37 ページ41
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「A。」
お姉ちゃんか私の名前を言いながら両手を広げる。私は「お姉ちゃん！」と喜んでお姉ちゃんの胸に飛び込んだ。
お姉ちゃんは私が抱きついたことに嬉しそうな顔をして、私の頭を撫でてくれた。しばらく撫でられた後、私は私の髪をとかすような手つきをしたお姉ちゃんの手が震えていることに気付く。···何か、あったのかな。
「どうしたの、お姉ちゃん」
私はお姉ちゃんにそう聞いた。お姉ちゃんは一瞬身体をピクッと動かした後、私の質問に答えた。
「······ルフィに、赤髪海賊団が好きだったのに、何でシャンクスが嫌いなんだ、って言われて、」
私の腰を抱き締めていたお姉ちゃんの手の力が強くなる。
「私、どうしたらいいか分からなくなってきて···」
お姉ちゃんはそう言って私の肩に顔を伏せた。じわじわと肩がお姉ちゃんの涙で濡れていく。
私はお姉ちゃんを心配させまいとわざと明るい声でお姉ちゃんを励ました。
「大丈夫！私がお姉ちゃんのこと、助けてあげる！な〜んでもしてあげる！
だからね、ほら、笑って！」
私はお姉ちゃんの顔をあげ、見つめて微笑む。お姉ちゃんはじっとりと濡らした目を一度大きく見開いてから、口に弧を描いて笑ってくれた。
「やっぱり、お姉ちゃんは笑顔が一番だよ！」私は素直にお姉ちゃんに伝える。と、お姉ちゃんは私の頭をぐしゃぐしゃと撫でて、「ありがと！でも、私もAの笑顔が一番好きだよ！」と言ってくれた。
私がお姉ちゃんの言葉に照れていると、お姉ちゃんは真剣な顔をして私の見た。
私がどうしたの？と聞く前にお姉ちゃんが話し出す。
「Aにお願いがあるの。あのね、_______
_________新時代を作るために、能力を貸してほしいの。
私のウタウタの実の能力とAのコトコトの実を使えば、みんなが幸せな新時代が作れる。
いい？」
···お姉ちゃんの、家族の、役に立ちたい。今度こそ、大切な人を失いたくない。
お姉ちゃんに、全部を背負ってほしくない······
コラさん、自分の大切な人を助けるためなら、いいでしょう？この能力を使っても。
私はそう瞬時に考え、こう言った。
「勿論だよ、お姉ちゃん。
________一緒に作ろう、新時代を。」
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よっしー(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます😭今のところ、他のキャラがいいとの意見がないので、ローさん落ちの予定です😊更新不定期ですが、辛抱強く待ってくれると嬉しいです！！🙇♀ありがとうございます！！😆 (2023年3月16日 18時) (
レス) id: 7220e5d2f1 (このIDを非表示/違反報告)
よっしー(プロフ) - クロノトさん» 分かります！😌そこにみんな惚れてるんですよね…多分☺️ (2023年3月16日 17時) (レス) id: 7220e5d2f1 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説はトラファルガーローオチですか？できればトラファルガーローオチでお願い出来ますか？続き頑張ってください。応援してます。 (2023年3月15日 21時) (レス) @page47 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
クロノト(プロフ) - ウタ本当に曇らせ出来た理由が自己中心的だからなんだよなぁ… (2023年3月15日 17時) (レス) @page45 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
よっしー(プロフ) - クロノトさん» コメントありがとうございます😭コビーいいですよね……ローですね！了解です！！☺️ (2023年3月5日 9時) (レス) id: 7220e5d2f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よっしー | 作成日時：2023年1月27日 18時
