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Prologue ページ1
ここは、フーシャ村の山の奥深く。
海が見える丘に私は来ていた。
丘に座り星空を眺めながら口ずさむ。
「♪かーがやーくほーしーにーこーこーろーのゆーめーをー♪」
口ずさむ内に涙が零れる。
「お兄ちゃんっ....聞こえてる？
お兄ちゃんはどうしてっ..
お空にいっちゃったの....？」
口ずさみながら、お空に手を伸ばす。
「お星さま....
どうか....
どうかお兄ちゃんに....
会わせてください........」
そう呟くと森の向こうから里親のダダンの声が聞こえる。
「サヤ！！帰ってきなさい！！」
その声につられて私は丘を後にした。
続く
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作者名：彩楓 | 作成日時：2017年4月18日 15時
