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89. ページ40

「じゃあさー、とりあえずキャンプの醍醐味!カレーを作りたいと思いまーす!!」

人8のテンションの高い声が響く。

…林間学校でもカレー作ったよね。

カレーって人気だよね。

「係はどうする?料理が得意な人ー?」

人8の問いに、

バッ

「…え。」

全員が、私の方を向いていた。

「…ん?」

私の後ろにだれかいるのか、と思ったけど、

「いや、Aだよ?」

と、突っ込まれた。

「…いやいやいや、なぜ。」

「だってA、バレンタインの友チョコがすごい美味しいんだもん。」

というのが人4。

「女子力高いもんねー」

が、人8と人10。

そして、

「なんかできそう。」

が、男子軍。

「A先輩、料理もできるんですね!好きです!」

「うん、ごめんね。」

人11君は謎。

「どんまい、人11笑笑」





ということで、

カレー班は、私、人8、人2、山岡先輩。

ご飯班は、そのほか。

「僕はお役に立てるかなぁ…」

「先輩ならいけますよ!流れで!あと、Aがすごいんで!」

「ねぇ、人8は私の料理食べたことないよね。」

「Aならできるでしょー」

まあ頑張りますけど。

「…Aの料理は上手いからな。」

突然何を言い出すかと思ったら…

「…褒めても何にも出ないけど。」

人2が急に私を褒める。

「え、人1ってAの料理食べたことあるんだー」

そりゃあ一緒に住んでるし…

あ、言っちゃダメなんだっけ

「まあ…」

「ヒューヒュー」

人8は自分は山岡先輩とくっついて私たちを茶化す。

「…さ、やろう!」

なんだか恥ずかしくなって、じゃがいもに手をつけた。











「…人1、私たちいる?」

「…いや、いらないと思う。」

Aはすごい速さで食材を切り始め、俺たちは眺めているだけ。

そう思ったら鍋に食材を放り込み、火にかけた。

「ふぅ…あ、終わったけど、なんかまだ作る?」

「あ…食材あるのならなんでも使っていいけど…」

「あ、じゃあちょっと見てくるね。」

そう言ってパタパタと車に戻っていったA。

「…よかったね人1、Aはいい奥さんになるよ」

そう呟く人8の気持ちも分からなくはない。

「…だろうな。」

まあ誰にも渡さないからいいんだけど。

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作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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白豹 - 面白いです!笑続きが気になります!更新待ってます! (2019年6月18日 21時) (レス) id: ff9c95b7e7 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - 受験お疲れさまでした〜!キャンプ編のつづき、とても楽しみにしてます!!頑張ってください! (2019年3月19日 22時) (レス) id: ce8d2a8d7d (このIDを非表示/違反報告)
輝花☆(プロフ) - おもしろすぎ!楽しみに待ってます! (2019年2月23日 17時) (レス) id: 31fa4da9ec (このIDを非表示/違反報告)
彩華 - がんばって下さいね!楽しみにしてます! (2019年1月26日 8時) (レス) id: 71dccdefe8 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ @メイン(プロフ) - 彩華さん» よかったです!!今ちょっと作者の都合上更新停止なのですが、春になったら更新できると思います! (2019年1月19日 19時) (レス) id: dbbaa59aee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミナ x他2人 | 作成日時:2018年3月5日 20時

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