ホームシェアなんて聞いてないっ！２【名前変換オリジナル】

８１． ページ31

「イェーイ！」

まず初めはやっぱりジェットコースター！

遊園地の中でも一番大きなジェットコースターに乗った。

「ふぅ、楽しかった！」

大満足で伸びをしていると、人２が驚いたように言った。

「‥‥A、見かけによらずジェットコースター好きだよな。」

‥‥よく言われるんだよね。でも、全然怖くないんだよ、早いの好きだし。

「そんなに意外？私がジェットコースター好きなの。」

人２は頷いた。

「ああ。この前ゴールデンウイークに遊園地行った時も思ったけど、意外とAパワフルだよな。」

‥‥あ、そういえばあの時は人６が隣に座ってたんだっけ。

「それ、人６にも言われたよ。Aは怖がってそうだって。」

その途端、人２は眉をひそめた。

「‥‥へー、人６にも言われたんだ。」

そう言って少し無言になってしまった。

「‥‥それを言うならさ、人８の隣で人２も嬉しかったんじゃないの。」

私も少しむっとして言った。

すると、人２は顔を上げて言った。

「‥‥お前、嫉妬してんの？」

その言葉に顔がかっと熱くなった。

「〜！‥‥そうだよ！悪いっ！？」

やけくそで人２に言ってやった。すると人２も顔を赤くした。

「‥‥なんで人２が赤くなるの。」

すると、人２がボソッと呟いた。

「‥‥Aが嫉妬したの初めてじゃん。」

「〜！///」

改めて声に出されると、凄く恥ずかしくなってくる。

どうしようも恥ずかしくなって、私は人２に背中を向けた。

「次！早く行かないと時間なくなるよ！」

私は人２の手を掴んで、次のアトラクションに行った。

‥‥人２といると、いつも顔がほてっている気がする。

どうしようもなく恥ずかしい気もするけど、

「クスッ Aー次どこいくの、」

後ろから笑いかけてくれる人２の顔を見ると、

「‥‥もっかいジェットコースター行くよ！今度は違うやつ！」

とても幸せになるんだ。

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