ホームシェアなんて聞いてないっ！２【名前変換オリジナル】

８０．夏休み編スタート！ ページ30

「うわぁ〜！すごいっ！」

私たちは初デートとして、最近オープンしたばかりの遊園地とプールがあるテーマパークのような所に来ていた。

「凄いね、遊園地も行けてプールにも入れるなんて！！」

「Aはしゃぎすぎｗｗ」

人２は私を見て笑っていた。

‥‥子供だと思われたかな。

「‥‥」

少し静かにすると、人２が顔を覗き込んで来た。

「どうした？熱中症？」

顔近いっ！

「え、あ、いや、別に。」

人２はクスッと笑って言った。

「別に、俺ははしゃいでるAもいいと思うよ？」

‥‥夏、危険！

人２のカッコよさが目立ってしまう‥‥

さっきから

「見て！あの人イケメン！」

「あ、ホントだ！カッコイイ！」

と女の子たちが騒いでいる。

‥‥彼女は私だもん。

「人２！まずは遊園地だよ！」

人２を連れて受付に行った。


「クスッ‥‥A可愛い…」

後ろでそんなことを呟いていたとは知る由もなかった。









「いらっしゃいませ〜」

「学生2名で。」

受付さんに人２が先頭で行った。

‥‥‥私も払うって言ったんだけど、

「Aへのご褒美だから、Aには出させないよ。」

と払わせてくれなかった。

‥‥人２はしっかりいい彼氏なのに、私はしっかりいい彼女になれてるのかな。

すると、後ろで立っていた私を見て、受付さんが言った。

「あら、カップルさんですか？」

え、そんなこと聞かれるの！？

「はい、そうです。」

と人２は恥ずかしげもなく言った。

‥‥こっちが恥ずかしいわ！///

そんな私たちを見て受付さんは笑って言った。

「本日は、カフェコスモスでカップル割引を行っております、ぜひぜひ行ってみてください。」

カップル割引か‥‥

「はい、ありがとうございました。」

無事に中に入りました！

いよいよ初デートの開始です！

８１．→←７９．

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す