ー輝いていてー【名前変換オリジナル】

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「あ、そうそう、Aちゃん、


うちの家族寝起きホント悪いから………って、遅かったわね、大丈夫だった？」







エプロンで手を拭きながらのんびりとそう言ったお母さん。







「あ、え、っと、だ、大丈夫です、はい、起きられ、ました、」








寝起きが悪いって……







『……おはよう、』







「〜っ！！///」







ふわっと笑った笑顔が、脳内から離れない。







……男の人に抱きしめられたのなんて初めてだし、






ましてや好きな人だ。








「…やばい…///」







顔に帯びた熱がひかない。






・






・







「お世話に、なりました、」





「あらー、何にもしてないけどねぇ、またいつでも遊びに来てね、Aちゃん、」






「はい、ありがとうございます…」








………すっかり忘れていた。








「……じゃ、行こっか。」







「はい………」







『私でよければ手伝いますよ？』








………芹澤さんのバイトを手伝うんだった！







ピピッ








車の鍵があく。







「……ど、どうぞ、」



「は、はい…」








芹澤さんに促され、車の後部座席に乗る。







……昨日よりも端っこに。









・








・







………き、気まづい…






なんで俺はあんなことしたんだ…！







いくら寝ぼけていたとはいえ、Aさんを抱きしめてしまったことには変わりはない。







……しょうがなかったんだ。








夢の中にAさんが出てきて、なぜか俺たちが結婚してて…







………気持ち悪いかもしれないけど、見てしまったものはしょうがない。








『おはよう、ございます……』







(…これも夢かな)







………なんて思ってしまい。









『っ、な、え！！？///』








あんな真っ赤なAさんは初めて見た。








………だめだ、相手は高校生だぞ？







………………抑えろ、凌駕。






………確かAさんには彼氏がいたはず。








……ちゃんと謝らないと。









…相手は、高校生なんだから、手なんか出せないんだ、

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