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土曜日。




憂鬱な気分でベッドから起き上がり、朝食を食べるためリビングに向かった。





「おはよー」





「あらA、早起きね!いつもはお昼まで寝てるのに。」






お母さんがとてもびっくりしたように言った。






‥‥そんなに驚かなくていいのに。






「‥‥今日は出かけるの。お昼は食べてくるから要らない。」





「そう。楽しんできてね、お母さんは今日ヨガ教室に行ってくるから〜」





最近お母さんは習い事にハマっている。






朝食を食べ終え、愛音ちゃんのアドバイスを基にして涼しげな水色のグラデーションがかかったトップスとジーンズ、小さめのバッグを持って髪は編み込みで一つに結ぶ。





腕に付けた時計を見ると、待ち合わせの10時が20分前に迫っていた。





「急がなきゃ!」





急いで玄関に駆け下り、スニーカーを履いてドアを開けた。





「いってきまーす!」





「いってらっしゃーい‥‥‥あら、降水確率70%。‥‥‥ま、大丈夫でしょ。」






リビングでこんなことをお母さんが言っていたのなんて全く気付かなかった。









カランカラン




心地いい音で迎えられた小麦カフェは、藍佳が言っていたように、とてもお洒落なお店だった。でも、大人数の席もあって、いい感じだった。





「いらっしゃいませ〜何名様ですか?」





「いや、あの、」





店員さんに話しかけられて戸惑っていると、






「あ、A!こっちこっち。」





先に来ていたらしい荒垣君が助けてくれた。その席には、濱村君や鮫島君もいた。





‥‥ほぼ初対面の男の子たちと喋れるわけでもなく、何を話していいのかわからなかった。






「‥‥どうも、こんにちは。」





取り敢えず挨拶をすると、濱村君が笑いながら言った。





「何か堅苦しいからやめてよwww」





「あ、ありがと。」





「‥‥」




‥‥誰か早く来て!






すると、そのとき。





カランカラン





「あ、Aきてたんだ。」





藍佳と海瀬さんが一緒に来た。




「藍佳!海瀬も!」





「ゴメンね、ちょっと遅れた。」





藍佳と海瀬さんが来てくれて安心した。





‥‥こんな調子で大丈夫なのかな

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作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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那星月佳(プロフ) - みなさん» はい、必ず見ますね!楽しみです! (2019年3月18日 21時) (レス) id: 25acefb684 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - 那星月佳さん» ありがとうございます!続編も見て頂けると嬉しいです! (2019年3月18日 20時) (レス) id: 160134a9e7 (このIDを非表示/違反報告)
那星月佳(プロフ) - 受験お疲れ様でした。続編へも続くのはとても嬉しいです。今後も応援してます。 (2019年3月18日 19時) (レス) id: 25acefb684 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ @メイン(プロフ) - まぃりぃさん» そうなんですか!お互い頑張りましょうね! (2018年8月24日 12時) (レス) id: dbbaa59aee (このIDを非表示/違反報告)
まぃりぃ - お知らせ見ました!実は私もなんです…。頑張ってください!!応援してます♪ (2018年8月23日 23時) (レス) id: 6b8bf83b3b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミナ x他1人 | 作成日時:2018年4月5日 15時

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