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《銀時 サイド》


「あれ、おた子さん?どうしたんですかね。」

 
「さぁ、便所だろ。大の方だな。」


あのおたふく面女が走りづらいであろうドレスでもお構いなく、店の裏へと走った。


隣の席を覗けば、珍しくあのニコチン野郎が酔い潰れている。



しかもその手には彼女が被っていたお面が。



「おい、トシ。こんな機会で滅多に飲まないお前が…どうしたんだ?」



揺さぶっても曖昧な返事しかしない、
相当酔ってるな、こりゃあ。



「土方さん、まさかあの女にまきあげられたんですかぃ?」



野郎の手持ちの物を見ても
何一つ奪われた形跡は無い。



「それにしても、何かと楽しげでしたねィ、土方さん。姉御以外の女を指名するとはねィ。」



「何かしでかしたんじゃねーの?ほら、あの娘のお面なんか持ってるしさ。」



と呟いた途端。野郎が起き出し、何かを探す様にきょろきょろし始めた。



「どうしたネ、ニコマヨ?」



「……あいつ…あいつは何処だ……?!


泣いてやがった……。顔も凄く綺麗な顔立ちだった…。」




「えぇ?あのバカ皇子の声をした子が?
なんか凄くありえないつーか…。微妙に想像つかないんですけど…」



「あの土方が妄想初めちまったぜィ。こりゃあ、傑作でさぁ。」



すると将軍がそろそろ御開にすると言い、
酔っ払った土方を連れて、真選組も店を後にした。



「Aは今夜うちに泊まるネ!先に行けヨ、サド共。」


「うっせーチャイナ。 じゃあ旦那、今回も姉御を頼みまさァ。」




今日は俺んちで泊まる事になったA。
俺は厨房にいるAを呼びに行き、
俺等も帰ることに。


………

家に帰り、夕飯を済ました後、
俺等は寝床に入る準備をしていた。




「なあ、お前さ、ずっと厨房に居たよな?」



『ん?居たけど……それがどうかしたの?』



厨房に居る他の奴に聞いても、Aはずっと厨房に居たと言っていた。



「いや、何でもねぇよ。

ごめんな、折角の暇を台無しにしたな。」



楽しませる為が何故か手伝わせる羽目になっちまった。



『いいの、結構の暇潰しにもなったし。それに楽しかったから。じゃあおやすみ銀時。』



「あぁ、おやすみ」



もう一つ聞くの忘れてたんだけどよ…



お前は…




「…あの野郎と何話してたんだよ…?


……近すぎるだろ、バカヤロー…。」



何他の野郎にお前の泣きづら見せてんだ…。



それに



何でお前は泣いてんだ….


意味分かんねーよ。A。

20.何かと→←19. 愚痴を聞いたり



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設定タグ:銀魂 , 攘夷組 , 真選組   
作品ジャンル:アニメ
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目覚まし時計の針 - 関西弁の赤髪キャラ…あれ…なんか天国が見えr((( (2022年9月10日 18時) (レス) @page38 id: 0727e3cb02 (このIDを非表示/違反報告)
綾葉メグ(プロフ) - イチゴミルクさん» はじめまして!読んでくれてありがとうございます!長い間ずっと更新していなかったので、待たせてしまった事の申し訳無さと、それでも読んでくれて、応援のメッセージをくれる方が居てくれた嬉しさでいっぱいです。残りの物語を更新出来るよう頑張ります! (2022年7月5日 7時) (レス) id: f190ad2f2f (このIDを非表示/違反報告)
イチゴミルク(プロフ) - 初コメ失礼ッ!最近見始めたばかりなのですが京都弁夢主ちゃん可愛いしかっこいい…!あと,設定見た瞬間に,楠本…あ,私の苗字…え,運命?((()夢主ちゃんお嫁にもろてm((()更新頑張って下さい!応援してますッ (2022年7月3日 21時) (レス) @page3 id: 4b77fe0276 (このIDを非表示/違反報告)
蒼月 - いえいえ!いつも楽しく読ませていただいてます!これからも頑張ってください!! (2019年11月3日 18時) (レス) id: 7a59223088 (このIDを非表示/違反報告)
綾葉メグ(プロフ) - 蒼月さん» コメントありがとうございます!!毎回読んで頂き、こちらとして励みなります! (2019年10月28日 17時) (レス) id: fe3feae032 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:綾葉メグ | 作成日時:2019年10月21日 6時

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