【歌/い/手】最下位の私はお気に入りになった（らしい）【実/況/者】

いでよ！そらるううううう ページ10

「ねぇそれさ、俺もやったことある」


面白いよね、と付け加えてふわっと微笑む。同時に青色の髪が揺れて、男子なのに綺麗だなと思った。


「やったことあるんですか？割と珍しいゲームなのに。」


そう。私がやっていたのはそこまで有名ではないゲームだった。
物語が面白いけど、だいぶ難易度が高くてあまり人気はでなかったらしい。


「うん。友達に進められてやったんだけど、だいぶ難しくてやめたんだー」

「そうなんですか」


少しの沈黙が流れる。
気まずくなったので話題を探していると、名前を知らないことに気づいた。

「そういえば。自己紹介がまだでしたね
私は2年3組のAです。一応最下位やってますw」

そ「最下位やってるってなんだよw
えーっと、俺は3年3組のそらる。副委員長をやってる」

「副会長なんですか！？」

やべぇものに会ってしまった気がする……。だって副会長ってあれだぞ！学校の最上位の最上位(？)がなれるやつ！

そ「あ、ちなみに敬語やめてね。タメでいいよ」

「わ、わかった……」

なんか今日色々起こりすぎて頭パンクしそう……


　 * * *

10000ヒット突破〜！！
1作品目でここまでいくとは思っていませんでした！
本当にありがとうございます！！
もしよろしければ評価、お気に入り登録、コメントお願いしまスライディング土下座↓
(タイトルが訳わからんことになっていたので直しました。×学校に来ない→最下位)

サボりのプロ→←いいひと

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す