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＊ ★Ryo Nishikido ページ44
錦「くそっ…」
一歩遅かった…
裏で次の準備をしてたときステージで起きてもうた事故…
すばるくんが機転効かせてくれたおかげで大混乱にはならんかったけど
これ以上あいつらの好き勝手はさせへんぞと
沸々と怒りがわいてくる…
錦「すみません、代わってください」
映像を操るスタッフさんの隣に腰掛け
計画していたことを実行に移す
タイミングは大倉たちの出番が終わって
暗転した瞬間…
ス「映像、どれにします？」
錦「これ。急でごめんけどいける？」
ス「大丈夫です。タイミングは予定通りでいいですか？」
錦「うん、お願いします」
何度か一緒に仕事したことある人やから
俺の無理なお願いも受け入れてくれた。
この人だけやなくて
実は何人か、スタッフの中にも協力者はおんねん
錦「錦戸です。あいつらは？」
ス『席に座ったままです』
錦「了解。そのまま見張ってて」
ステージ袖にも
客席にも
俺らの仲間はおる。
もちろん、すべてを話したわけではないし
人数だってそない多いわけやない。
やけど、今は彼らがめっちゃ心強い存在や…
ス「あと10秒でライト消えます」
錦「OK、ほな、頼むわ」
映像を担当してくれるスタッフに後を任し
俺はステージ上へと戻る道を走った
＊ ★Tadayoshi Okura→←＊ ★Subaru Shibutani
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作者名：よんぱち | 作成日時：2016年11月25日 23時
