【高等部編】皆から愛されてる女の子は特別な妖気使い！ 妖怪学園Y Nとの遭遇

17話 ページ44

続けざまに変身メダルを構え、ウォッチにセット！



ジンペイ「変身！！」




アルティメット！レボリューショーン！change Hero！




ジンぺイが腕を横に突き出してくるりと一回転すれば、ウォッチから放たれる眩いエネルギーが腕の跡を追い、





＿＿次の瞬間、ジンペイの身体に無数の光の亀裂が入る。



それと同時にベゼルを回せば『UR』の文字が『Y』へと変わり、背後のミケッティオが3色のエネルギーへと変貌。


それはジンペイの方へと吸い寄せられるかのように、あっという間に身体を包み込んでいった。





そして変身が完了し、ジンぺイはビシッと仁王立ちポーズをキメる。



ウォーカーNOA「結局南極、アースウォーカーNOA」



フドウ「ほう……少しは楽しませてくれるのか？」



形態変化したジンペイの姿を見てフドウライザーが構えを取る。



ウォーカーNOA「(さぁ〜て……どうAを連れ戻すか……)」



彼はジッとライムと一緒にいるAを見つめる。



ウォーカーNOA「(………おし、)」



何かを考えたアースウォーカーNOAは風船ガムを膨らませ、「かかって来な」と指をチョイチョイとさせて煽った。




フドウ「品のない挑発には乗らん」


ウォーカーNOA「んじゃ、こっちからね」



フドウライザーに続いて低く構えを取り、ギュルルルルッッとローラーシューズで一気に加速する。


そして勢いよく跳躍し、その拳でフドウライザーに攻撃！



しかし読まれていたのかフドウライザーの拳と激しくぶつかった。



ぶつかった直後、ﾄﾞｵｫｫｫｫﾝｯ‼と物凄い爆風が巻き起こり、マタロウたちはなんとか踏ん張って耐える。



コマ「やっぱりすごい！」



開始早々の2人の戦いにコマが驚愕の声でいう。



フドウライザーが振り下ろした拳を後ろに飛んでよけるが、追ってきた彼の大きな2つの拳がアースウォーカーNOAの身体に叩き込まれる。


アースウォーカーNOAは受け身を取り、地面に手をついてズサササッと着地。




アースウォーカーNOAの跡を追おうと地面に降りようとするフドウライザーだが……



フドウ「……なっ！？」



視界にとあるものが飛び込んでき、思わずギョッとした表情になった。



フドウ「ガムが！！」



おそらくアースウォーカーNOAのものと思われる噛んだガムが地面にこびり付いていたのだ！


絶対に踏むわけにはいけない！！その一心でフドウライザーは奇妙なステップを踏んだが、なんとかガムを踏まずに済んだ。

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