【wrwrd!】我々さんと大鷹さん【男主】

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貴方side

軍基地は町より少し離れた場所にある


周りがかなり深い掘りになっていて、泳げない奴は多分すぐ死ぬと思う


壁だってすごく高いし。まぁ僕にそんなの関係ないわけですが


スイーッと飛んで中に入り込む。そしたら外から医務室を探す


見つけて近寄って見たら、中から声が聞こえてきた


？:手当てしてくれたん誰なんやろな？？覚えてへんのやろ？？

？:全然覚えてへん。

？:まぁ生きてるしよかったやん。個人的にはあの大鷹が今でも信じられへんけどな。

？:それほんまなんですか？大鷹がゾムさんのとこまで連れてってくれたって。

？:マジマジ。


チラッと中をのぞいて見たら、昨日の夜見た深緑の瞳をした男の人がいた


ベットにはちゃんと手当てされた倒れてた軍人さんがいて少し安心する


何やら昨日のことを話しているみたいだけど、よく聞くこともせず中に入ってベットの隣にあった椅子にとまる


？:そうそう、丁度このぐらいの大きさのって、はっ！？！？

？:ちょ、大鷹入ってきたww！！

貴:ピーィ！！


騒がしくなる周りを無視して咥えていた花とUSBメモリを軍人さんのお腹のあたりに置く


？:え、あ、これ昨日取ってきたUSBメモリやん！！この花はなに？？？

貴:ピィ(お見舞い)。


よいしょよいしょと花を近くにあった花瓶にさせばおぉー、と声が上がる


ゾ:もしかしてお見舞いに来てくれたん？あ、僕ゾムっていいます〜。って大鷹に言ってもしゃーないかw

貴:ピィ！ピーィ！！


そんなことないよ！ゾムね、覚えた！！と返事したらゾムは物珍しげに僕に手を伸ばしてくる


ゾ:もしかして人の言葉わかるん？

貴:ピィ。

ゾ:やば、、え、ちょ、撫でていい？

貴:、、、ピーィ。


ちょっとだけ！ちょっとだけね。と身体を近づけたら恐る恐る触れてくるゾム


丁度いい力加減で撫でてくるゾム。いいぞ、、いいぞぉ、、、撫でられるの好きかもしれない、、、


？:えー、ゾムいいな、、、俺も触りたいんやけど、、、。

ゾ:頼んでみたら？

シ:なぁ俺も触っていい？あ、俺シャオロンっていうんやけど、、、これ自己紹介いる？？

貴:ピィッ！

ゾ:いるってさwww


ニット帽をかぶった男の人はシャオロン。よし、覚えたぞ。触りたいなら少しだけ許可する


よいしょ、とシャオロンの近くまでとてとて歩いて行ったらシャオロンなんか感動してて笑った


シ:やばい、ばりさらさらしてる！！あ、でもこの辺はふわふわやわ、、、。


あ、シャオロン撫でるの上手い

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