【wrwrd!】我々さんと大鷹さん【男主】

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貴方side

戦場の空は泣きたくなるほど臭かった


人の焼ける匂いと火薬の匂いが混じり合って気持ちが悪くなる


取り敢えず戦場を空から見据えて、今どういった動きをしているのかを考える


後ろの山岳にいる軍隊の動きがなんだかおかしい気がして、本部テントまで飛んでみる


こっそりテントの中に入り込んで会話を聴いていたら、寝返ったことがわかった


ひどい！！！ちくってやる！！


テントから出て一目散にグルッペン達がいる本部テントにすっ飛んで行った


貴:ピィー！！！

エ:いった！？


ずざぁ！！とテントの中に入り込んだらエーミールにぶつかった、いたい


貴:ぴ、ぴ、

エ:泣くな泣くな。大丈夫？

貴:ぴぃ。

エ:よしよし、ええ子やね。で？なんでここおんの？

貴:ぴ！！


よいしょ、と地図が広げられた机の上に乗って、後ろの山岳地帯を突きまくる


ここ！！ここでね！！ここ！！聞いてる？ここ！！ここの奴ら！！！悪いやつ！！


ずこここここここ、って音たてながら地図を突いてたらトントンに抱き上げられた


ト:やめろやめろw！！お前はキツツキかw！！

貴:ぴぃ！！

ト:何がしたいんや、、、？

貴:ぴ！ぴ！


察して！！って地図の山岳部を突いたらそれを見ていたオスマンが駒を持って来た


オ:A。この白い駒が仲間の駒で、この黒いのが敵の駒な？


そう言うとオスマンは地図の上に駒を並べていったので、山岳部に置かれた白い駒を咥える


そして思いっきりぺっ！！！と捨てて黒い駒を置いて、投げ捨てた白い駒を突きまくる


貴:ピィ！ピィ！！

オ:まさか、、、あいつら裏切った？

貴:ピィ！！

オ:それほんま？？

貴:ピィ！ピィ！！

ト:ほんまやったらぐぅ有能。でも間違いやったらやばいしな、、、。


ふむ、トントンの言うことは確かに正しいけど、このままでは危ないし


あ、そうだ！音声録音して持って帰って来たらいいんだ！！思い立ったらすぐだね！！


と言うことでいつもエーミールが持っているボイスレコーダーを勝手にポケットから拝借して飛ぶ


敵のテントについて、レコーダーの電源を入れてご丁寧に作戦内容を話していたので全て丸っと録音した


もういいかなーってところで止めてレコーダーを持って帰ってトントンに渡した


貴:ぴ。

ト:A、、、お前天才か？？

貴:ピィ！！！


撫でてもいいんだよ！！！って思いながら返事したらいっぱい撫でられてむふふってなった


えへへ、もっと褒めてもいいんだよ！！

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