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〜22〜 ページ24

貴方side

グルッペンがあんまりにも心配そうに僕を見つめるから、僕は大丈夫。大丈夫だよってすりすりした


貴:ぴぃ、ぴーぃ。

グ:そうか、そうだな。お前は強いもんな。でも、あんまり無茶な事すんなよ。

お前が死んだら変わりはおらんねんからな。俺にすり寄ってくる動物なんかお前ぐらいなんやから。

貴:ピィ??

グ:そうなんだ。どうにも動物には好かれんくてなぁ、、、。


僕の翼を撫でながらちょっと悲しげな顔をするグルッペンがかわいそうに思えてきてすりすりする


ほ、ほら、僕はすりすりするからさ!!ね!ね!そんなに悲しそうな顔しないの!!


ほら!!ってすりすりしまくってたら横でオスマンが「グルッペンばっかずるない?」って言った


割とオスマンにもすりすりしてると思うんだけどなーって思ってたらオスマンが僕をグルッペンから取り上げた


オ:Aは俺が一番好きやもんなー?

貴:ぴ、、、ぴーぃ、、、。

コ:悩んどる悩んどるwwwww

オ:えぇ、悩んでへんって。回答回答。俺が一番やって言ってる。

鬱:言ってへんやろお前それwwww

ゾ:捏造やwwwww


ゲラゲラ笑うみんなと不服そうなオスマン。みんな好きだから許してほしいなーって僕は思う


しばらくしてまた何人か寝ちゃったけど、今度はみんな一度に寝ることはなかった


ずーっと眠っている誰かが、僕を抱きしめていて、列車が目的の駅に着くまでずっと捕まってた


まったく心配性なんだから


列車から降りる時は流石に離してもらって、駅の東出口に来るように!って言われて別れた


でもちょっと心配だったから、人間に変化してみんなが降りてくるのを反対ホームで見てた


そしたら不意に鬱と目があった


鬱は驚いた顔をした後、隣にいたオスマンの腕を掴んで僕を指差した


オスマンと目が合ったから、なんとなくで頭を下げた瞬間、列車がホームに入ってきてお互い姿が見えなくなった


今のうちに、とトイレに駆け込んで鷹に戻ってまた小窓から出て行った


東出口でみんなを待っていたら、ちゃんとみんなやってきて馬車に乗り込んだ


馬車の窓からグルッペンが腕を出した


その腕に向かって飛んで止まったら、グルッペンが中に入れてくれた


グ:よし、出せ。


グルッペンが運転手さんにそう声をかけた。片手は僕の翼を撫で撫でしている


それがなんだか心地良くて、眠たくなってきちゃって、気がついたら寝ちゃってた

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優雅矢雫(プロフ) - 可愛すぎちょー好き! (2020年12月27日 0時) (レス) id: 6140c46fdc (このIDを非表示/違反報告)
腐女子だよ、偏見の目で見るんじゃねぇ - 更新お疲れさまです、ありがとうございます (2020年8月30日 23時) (レス) id: a8834356f6 (このIDを非表示/違反報告)
ルーナ(プロフ) - 主人公くんいい子…可愛い…はっ!これは…神では…?好きです(唐突な告白) (2020年8月30日 1時) (レス) id: f3c1e985f9 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 連続で申し訳ないです。30のずこここここ…の下り笑いました!シリアスになるのか…と思った矢先の笑いありがとうございます! (2020年8月27日 22時) (レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 思ってたのにな、の終わりでもういい意味での鳥肌ぶわぁってなりました。凄い好きです! (2020年8月26日 3時) (レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:地縛霊 | 作者ホームページ:   
作成日時:2020年8月11日 23時

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