痛いのは最初だけ２【佐野玲於】 (ページ4)

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よんページ4

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隼『ははは(笑) わかった秘密ね。でもあれだね、玲於が心配するのちょっとわかる気がする。』

A『え？、、、今の会話のどこらへんで隼くんの信頼失いましたか？、、人のもの盗もうとしてるとこ？あーやっぱり今の聞かなかったことにしてください！』

隼『(笑)違う違う。信頼失ってないから落ち着いて。なんつーか、危なっかしいっていうか、俺もお邪魔しといてなんだけど、１人の時は部屋に人入れたらダメだと思う。しかもお風呂あがりの部屋着だし。。。ってごめん。何もしないから！俺は安全だから。何かごめんね。』

A『はい、知らない人なら絶対出ません。わざわざ来てくれた隼くんに何かお礼したくて、、、本当迷惑かけてごめんなさい。。。』

隼『いや、違うの。本当俺は迷惑なんて１ミリも思ってない。嬉しいんだよ？嬉しいんだけど、、、
Aちゃんそういうの、、あー！ちょっとヤバイ。狙ってないとこがまたヤバイ。
玲於、、、とりあえず玲於にはLINEしとくね。』

A『あ、はい。ありがとうございます。』

夕飯の準備しながら自分のスマホも確認する。

佐野玲於 [帰った？帰ったらLINEしといて。]

そんなLINEがちょうど夕飯作ってる時に来てた。
こんなんじゃお父さんより過保護だよ。。。

隼『うまっー！！Aちゃんすごいね！こんなうまいの毎日食べれるとか玲於が羨ましいわ！』

両目見開いて誉めてくれる隼くんのリアクションが玲於くんと全然違くて笑っちゃう。

A『(笑)ありがとうございます。そんなリアクションで食べてくれるの隼くんだけです。』

隼『マジか。こんなにうまかったらテンション上がるわ。』

いっぱいおかわりしてくれて、沢山作ったのにほとんど無くなった。玲於くんの分別に取っておいてよかった。

隼『ヤバイ動けない。本当においしかった。ごちそうさま！』

A『いえいえ。よかったです(笑)』

隼『また太る自信あるわ！
あっ、俺玲於にさ、何て呼ばれてるか知ってる？』

A『え？ん～リアクション大魔王とか？』

隼『Aちゃんもなかなかだね(笑) 正解は...金髪豚野郎でしたぁ。』

A『うわ、酷っ！私も大福って呼ばれてますけど。。』

隼『うわ、酷っ！女の子つかまえて大福はないよねぇ。んー何だろ、Aちゃんはウサギっぽい。』

A『本当？やっぱ玲於くんが意地悪なんだ。』

隼『(笑) Aちゃんにも意地悪なんだ？』