Love Holic(JUMP×JUMP)

あわてんぼうのサンタクロース(ar×ym) ページ7

※ノンリアル
※ファンタジー要素あり
ym side





寒くて寒くて仕方なくて、悴む手をどうにか動かしながら鍵を開ける。


部屋には誰も居ないはずだった。





ar「メリークリスマース！」



ym「、は？」



ar「あれっ、今この世界はクリスマスじゃないの！？」





何だ、このサンタ。


クリスマスじゃないし今日。


ましてやイブでもねぇわ。





ar「あちゃー、ワープする場所間違えたみたい、てへっ☆」





本当に何だこいつ。(２回目)


髪の毛茶色だし。


耳ピアスの穴開いてるし。


何よりチビじゃんこいつ。


そしてワープ？この世で出来る訳ねぇ。


とにかく、まずは。





ym「不法侵入で警察呼んでいい？」



ar「ええっ、ダメだよダメ！
というか俺の事君以外見えないの！」





…何だこいつ。(３回目)





ar「何者だ、と思ったそこの君！
もとい、山田涼介くん！
俺、サンタクロース見習いのダイキっていうの！よろしく！」



ym「う、うん分かったからちょっと痛い」





ニコニコとめっちゃ笑顔で手を握られた。


俺まず人見知りだしコミュ力高くないし。





ar「突然なんだけど、お願いがある！
呼び方山田でいい？」



ym「はぁ、別にいいけどお願いって？」



ar「クリスマスまでの間、ここに置いてください！お願いします！」



ym「あー、う…え？」



ar「ねっ、お願い！
見えるの山田しかいないし俺クリスマスまで帰れない！」



ym「う、うん分かった…」



ar「いーの！？
やぁったーーーー！」





俺、今年も彼女無しでクリスマスか。


でもこいつと居ると楽しそう、なんて思ったのは内緒にしておこ。




To be Continue…


By.やまぶどー

君と見たあの星空...(ym×kt)→←真剣LOVESTORY(tk×in)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す