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虹空480 ページ7
［山姥切国広side］
「ええ！？だ、誰ですか！？」
「教える必要ねぇだろうが」
「……何故、未来視があるのにこの様な状況になっているのですか？未来視は確かに便利で変えることができるはずです」
主がそう言うとウサギ少女は沈黙した後に口を開いた。
「…あなたの言う通りです。未来は一生懸命頑張れば変える事が出来ます。少なくとも私はそう信じてます。
……でも、頑張りが足りなくて変えられなかった未来もありました。でも私は今度こそ貴方たちとの未来を諦めたくはないんです…！」
かなり決意が強いな。……俺としてはコイツを助けることに賛成だが…
「お前…」
「ハジメ、カエデ、連れて行こう」
「私からもお願いします、彼女を連れて行きましょう」
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